走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

返事と挨拶

2008年05月14日 01時48分01秒 | その他
 四国のエジソン

 本市の教育委員の一人に「㈱いうら(http://www.iura.co.jp/corp/index.html)」の井浦顧問がおられます。
 井浦教育委員は、経済界出身ということで、他の委員とは異なる視点から現職を勤めていただいており、ご自身では門外漢を名乗っておられます。
また、「㈱いうら」は福祉機器メーカーとして大きく事業展開をされておられるにも関わらず、ご自身は「鐵工屋のおやじ(高齢でありながら学位をとられた立派な博士なのですが、そんなことは一切おくびにも出されないおやじさんなのです。)」をオフィシャルな席も含めて、そう名乗っておられます。

 昨日はその井浦教育委員が、教育委員会終了後、自身が参加されたモーニングセミナーのお話をしてくれました。
そのお話というのが、返事がきちんと出来ない人が挨拶など出来るわけがないという内容のお話でした。
いつも、なるほど、そうだと思ってしまう話ばかりなのですが、それは当たり前すぎて、かえって新鮮に聴こえることばかりです。
 時に、そのアドバイスが厳しく聴こえることもありますが、それは井浦さん特有の叱咤激励と受け止めています。
井浦委員は何よりも人を大切にし、人を育てることを重要と考えておられる方です。
そういう意味では、前職から現職までお付き合いできるチャンスを得ていることはかけがえのないことだと思っています。


 会議終了後に井浦教育委員に呼び止められ、次のようなやり取りをさせていただきました。

 「竹村課長さん。」
 「はい。」
 「何か心境の変化でもあったのですか?」
 「え!!何でしょう?」
 「その頭よ。」
 「ああ、ちょっと自分を変えてみようかなと思いまして。」
 「そうですか。いつもあなたの創造力と行動力には驚かされます。」
 「はい、初心貫徹の立ち位置に戻りたかったのと、市民のために仕事をする
  といった思いに立ち返りたいという思いがありまして。」
 「なるほど、初心に常に返る、大事なことです。
  でも、そんなあなたは、きっとこの組織には馴染まんでしょうなあ。」
 「やはり、そうですかねぇ。」
 「ワハハハ。」

 まだまだ公務員として半人前の私でした。