西の所用先のひとつ、滋賀県草津市。ここには、NHKプロフェッショナル 仕事の流儀にて、胸打たれた仕事人、新保吉伸氏がおいでのはず。
★ここから、飛び込み記事です★
時節柄、夜は自分で考えられます。行ってみたかった店に、予約ができました。
胸打たれた仕事人が営む、精肉店サカエヤが創り上げる、肉をメインとしたレストラン、「セジール」です。
昨年、シェフがイタリア料理の方に変わった、と地元の数奇者(笑)に教わっていました。(ニッコリ)
訪れた夜は、激しい雨夜でした。
お客様の数を絞って、安全距離以上をとっている、大人びた室内。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/cc/d85fa847ac65d2c7134640872e9359e7.jpg?1592368881)
近江牛は、その仕事によって旨さを仕上げる、健やかな命。敬意を払うトルソと、聖水鉢を備えたような壁に、命をいただく祈りと感謝を、私は感じました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/63/4d7feac0922bb6825bc841a085f585d7.jpg?1592369374)
いっそ、すがしい、と言えるシンプルなセッティング。巡礼宿のような清楚がある。ギャルソンは、真面目で、よく準備してきた人間を感じます。
少しの時間で、この場所での時間が、楽しくなっていきます。リストを眺めて、骨格をきめて、ギャルソンに相談して。
そして、炭火焼きするお肉のトロリーが運ばれてきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/37/f711526a620a4383470e2b8f9d44cb7f.jpg?1592370697)
この夜は、近江牛のランプ肉・フレッシュ、同じく熟成したもの、ハツ、レバーがありました。
其々に美しい! お肉は250g、内臓は150gからお好みを、整えてくれます。
熟成が、新保氏の「手当て」と呼ぶ仕事と知りながらも…。ハツを所望する気持ちが強かったので、ランプ肉を選びました。
大人二人で、組み立てる食です。
ついで、組み立てた食に合わせて、ワインをきめて、いきました。
泡と、赤を一本づつ。品揃えと説明の幅に、やるな♪と笑顔に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/23/0882b4a359c7300d15f6c7f0726f75e8.jpg?1592371393)
肉塊が、食すお肉、に形を変えた瞬間です(微笑)。
お肉をたべてほしいと、願う、人の想いがカッティングボードに載っています!
美しい!(ワクワク)
きっと忘れがたい食になる。確信が生まれるのです。乾杯♪
■セジール、滋賀県草津市追分南5丁目
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