眼差しを拡げよう

こんにちは。寒々しい曇り空の東京です。
あの驚愕の日から三週間余りが過ぎました。被災された方にとっての永さは、計り切れない悪夢の続きのようだったのではないかと、拝察しています。お疲れ様です。それに比べれば、私達なんて！が、皆の合言葉に感じます。

長く広く、応援し続けるために、あるメディアのような偏った一方向だけでなく、複数の視点を同時にもつことが必要な時期に、達したのではないかと感じています。

どこかの町では、仮設住宅ができ、ライフラインが得られ、幼稚園の卒業式ができた。でも、ある避難所では、煮沸する水もない。燃料もまだ足りない。
復旧や復興の兆しがある場所と、未だ被災のただ中に閉じ込められている場所があることを、同時に意識し、忘れないでいたい。
原発にかかわる数字が一日単位で独り歩きして、不安をかきたてるだけの現状と、放射性物質の被害はキログラム単位を一年うけて影響を考えるのだという危険性の評価を、同時に見据えて欲しいと願います。

被害を受けていない地域でも、不安や罪悪感のような負の感情に覆われてしまっている。自らを鼓舞して、笑顔で、同じ暮らしをしてみせようと思う人もいる。両方、同時にあるんだと、認めましょう。
大事なことは。忘れないでいて、長く支援していくことです。そのために、眼差しを広く、遠く、未来へもむけていきたいと願っています。

優しいイタリアン６

■チーズ盛り合わせ
赤ワインが美味しかったので、ドルチェのかわりにチーズを頼みました。
うん。個性が美味しい♪
ランチ・タイムに気付いた素材へのしっかりしたこだわりは、食全体にわたっていると感じました。きをてらわない、トマトやベースソースの美味しさ。まじめな暖かさ、それを受け取る時間でした。
■アランチーニ（桜上水）



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優しいイタリアン５

■グリン・オリーヴ
写真奥の種有りグリン・オリーヴは、みずみずしい青さを活かしたタイプ。写真手前は、じっくりと付け込まれた、時間の味わいを楽しめるタイプ。
うふふ。こういうコントラスト、好きです。家人との話しがはずむ一時でもあります。小さなお店には、マスターにしてオーナーシェフ、ドルチェ担当の奥様、スタッフの三人が拡げる、ろうそくの明かりのような柔らかさを感じます。

優しいイタリアン４

■和牛のローストビーフ
ランプ肉からとられたローストビーフ。美しい断面♪ 部位を活かして、ひらひらではなく、もぐもぐすると拡がる肉の旨さでした。これが二千円しないのは、驚きですらありました…。
あ、この食事は全部、一皿を二人で取り分けています（笑）。


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