小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

どうもボッチは…。

2009-04-25 | 犬&猫との暮らし

 ボッチに対して、気になっていることがあります。
 時々ものすごい雄たけびをあげるボッチ。避妊もしているし、さかっているとは思えないのだけど、いったい何だろう。それがひとつ…。
 
 もうひとつは、近くで呼びかけてもすぐに反応しないこと。引き取ることを決めて、便秘も解消され始めた頃から、ボッチは耳が遠いのではないかと思うようになりました。雄たけびもそれと関係しているのではないか…。

 かつてボッチは悪性リンパ腫になり、抗ガン剤治療を受けたことがあると聞いていました。「それがボッチにとっても自分にとっても、とても辛かった」と飼い主だったMさんは語っていた。
 以前シッターをし、とても私を慕ってくれていたゴールデンのピーチを悪性リンパ腫で見送っているので、その怖さは痛いほど知っています。

 「ただ、今となっては本当に悪性リンパ腫だったのかどうか…」なぁんてMさんは言ったけれど、もしガンでもないのに抗ガン剤を投与されたとしたら、そのダメージはいかばかりか。

 いつもかかっている獣医さんに「ボッチは悪性リンパ腫を克服したそうなんです」と言ったら、ものすごく驚いていた。悪性リンパ腫から生還できる例はそれほど多くないから。本当に悪性リンパ腫だったとしても抗ガン剤の副作用はかなりキツかったと思います。

 もしかしたらボッチはその副作用で耳が遠くなったか、よく聞こえなくなったかしたのかなぁ。4年前に預かったときには、そんなこと思いもしなかったし、変な雄たけびもあげなかったのだもの。

 どこかが引きつっているかのようにびっこを引き、どってこどってこ、音を立てて走るボッチ。おまけに耳元でよほど大きな声で呼ばなければ気づかないボッチ。甘えてすり寄ることも少ないボッチ。

 切ないけど、ボッチはそんなこと意に介さない様子で、ふすまにバリバリと爪を立て、犬たちの腹下をすり抜けて走り回っています。だから私も特別扱いはしない。それもボッチの個性だから。

コメント
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