小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

『音読の森』

2009-04-02 | 

 今日、『音読の森』5年生版が届きました。『音読の森』は教育同人社発行の小学生向けの音読集。つまり小学校の国語の時間に使う副読本です。平成23年度実施の新学習指導要領に対応した内容ということで、パンフレットには「いのちの大切さを学ぶ『いのちの詩』を全巻で掲載!」と書いてあるから、これがひとつのウリなのでしょう。

 で、目次を見てみたら、私の詩がその「いのちの詩」に選ばれており、金子みすず、工藤直子という大詩人の作品とともに掲載されていたのでした。金子みすずの詩は大好きなので、彼女の詩とともに編まれたなんて、なんと嬉しいことか! しかも金子みすずの詩も犬を題材にした、題名もズバリ「犬」という詩です。

 さらに、若いころに感銘を受けた八木重吉の詩も、尊敬するまど・みちおさんの詩も同じ5年生版に掲載されている…。高村光太郎の詩も、三好達治や草野心平、与田準一の詩も並んでいる…。光栄だなぁ。

 詩が掲載されているページの下段には、教師用指導のポイントや、チェック欄が付いた児童へのワンポイントアドバイスが載っています。
 私の詩「生まれ変わったら」の児童へのアドバイスはどのように書かれているのでしょう。

「各連に表されている作者の気持ちを考えながら読みましょう。
 一連ではかわいいチロをいつくしむ気持ち、二連では、幸せと感謝の気持ちをこめてささやく作者の気持ち、三連では、思い出をたどりながら強いきずなを確かめる作者の気持ち、四連では、自分の幸せな思いを共に生きているチロにも伝えたい作者の気持ち。」

 そうか、子供たちはそういうことに注意しながら、私の詩を声に出して読んでくれるのか。

 チェックシート欄には「チロに対する作者の気持ちが表れるように声の調子をくふうしながら音読しましょう。」とあり、横の四角の上に「できたら○をつけましょう。」と書いてある。

 みんなぁ、○をつけられるように、読んでね。

 共に暮らすうちの犬たちへの思いを込めた詩なので、それが「いのちの詩」として掲載されたことは、ことのほか嬉しい。

コメント (2)
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