<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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アメリカへ初めて行ったとき(1978年)、コカコーラが1本1ドルなのを知った。
当時1ドル確か180円。
コーラ1本が180円もしたのだ。

それが今や81円。
どうなっとるんだ?

本3年ほど前、海外旅行をするので会社の近くの三井住友銀行で両替をしたら1ドル125円。
500ドルほど交換したのだが、今なら20000円も得をするという勘定だ。
なんとなく、納得できない。
損した気分になってしまうのはいったいどういう訳か。

さらに、これだけ円高になっているのに、輸入品に割安感がまったく出ていないのが、さらにしゃくに障る。
ガソリンは多少安いが微々たるもの。
もしかすると円高にならなくてもこんな値段なのかもしれない。
石油元売りとしては値上げは簡単だが、値下げはご免だ、というスタンスなのだろう。
円高差益は会社のもの。
円安損益は顧客のもの。
そんな雰囲気が漂っている。

マスコミは円高不況を声高に叫んでいるが、今のところ不況は不況のままで変わらず。
最下位のチームがいくら点を取られても最下位は変わらない、というのに似ているようなきもしないではない。

で、1ドル81円。

実感がわかない、為替相場の世界なのだ。

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