<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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小学校2年生の夏休み。
私は日射病、つまり今で言うところの熱中症で1週間ほど寝込んだ。
熱が下がらずウーウー唸っていたことと、回復仕出した頃に友達のMくんが遊びに来て外へ出ていこうとして母に叱られたことの2点ぐらいしか記憶にないが、ともかく暑さは恐ろしいということを印象付けた事件だった。

この日射病事件以来、私は暑さにすこぶる弱くなった、と思う。
外で遊ぶと暑いときはすぐに疲れるし、飲み物、とりわけを水分をがぶ飲みしてはだるさが増し、夏はすっかり苦手な季節になってしまったのであった。

これに転機が訪れるのが30代になってから。
夏の暑さにバテにくくなり、ついに今日に至っては38℃の猛烈な暑さの中自転車でロングライドに出かけてもとりあえずへっちゃらな体質に変化したのだ。
そのきっかけとは、東南アジア旅行。
主にタイを訪れるようになってからだった。
それもGW明けの5月から6月を狙っての旅行が思わぬ効果をもたらしたのだ。

タイの5月は暑い。
6月も暑い。
年がら年中、暑い。
とりわけ首都バンコクはシンガポールに住んでいる日本人が遊びにやってきても、
「暑いな〜ここ、たまらんわ」
というぐらい暑い。
この暑い季節を狙って私はタイを旅するようになったのではなく、単にGWを過ぎると航空券が安くなるからであって、他意は無いのだった。
この1年でも最も暑い季節にタイへ行って街歩きを楽しみ、屋台を楽しみ、路線バスに乗って迷子になっては楽しんだ結果、暑さ慣れをするようになった。

つまり日本ではまだ梅雨前のさして暑くない季節にタイへ行って思いっきりの暑さを体験してフラフラになって戻ってくると梅雨末期から始まる日本国内の暑さに順応して、従来のようなバテバテ体質が改善することとなった。
水分がぶ飲みで腹を下すというようなことも少なくなり、暑いのに元気、みたいな体質に生まれ変わったのだった。

熱中症を防ぐには暑さに順応する生活をする必要がある。
というようなことを最近テレビなんかで専門家が語っているのを時々耳にするが、大いに賛成だ。
私の東南アジアの旅で得た夏前旅行の効果を考えると、まさにその通りだと思うのだ。
で、タイへ行きたい!と言っても、そんな暇ないと言われる現在の我が家なのだ。


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