<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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岸田首相がついに「やーめた!」と言ってしまった。
自民党総裁。
つまりは日本の内閣総理大臣。
秋に予定されている総裁選に出ないとのことで、ではいったい誰がなるのか。
世界の注目が集まっている。

とはいえ、困ったもので昔みたいに、
次は絶対にこの人!
というのがおらず、混戦状態だ。
しかも候補になりたい人がかなりの人数になっており、総裁選というよりも地方市長村会議員の選挙みたいでこれはこれで面白い。
中には「あんた誰?」というような人もいて、ますます地方の市町村会議員の選挙みたいだ。

岸田首相が誕生したときも岸田さんって誰みたいな空気感がなくはなかったのだが、今回はさらにそれに拍車をかけたような状態になっている。
まさか都知事選のようにキャバクラや犬の写真で選挙をすることはないにしても、今の日本に突出して優れたリーダーがいないということの裏返しのうような、ちょっぴり危機感さえ感じてしまう。

私の希望としては公明党との連立解消を決断できる勇気ある候補者が希望だが、果たしているだろうか。
今や政治家も人気商売なので票を集めるシステムを持つ集団との連携は麻薬のようなものだから、手を出してしまった限り何もできない。

あんた誰?が首相になったときの心構えだけは必要な総裁選になりそうだ。


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