<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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インテックス大阪で開かれていた「LIVING & DESIGN展」を訪れてきた。

仕事でお付き合いしているデザイナーさんに招待状をいただいて、付き合いで訪問してきたのだが、正直なところ、行ってよかった展示会なのであった。

これまた正直に述べると、招待状をもらった時は「え~、大阪の展示会~」という感覚と「しかも2号館の一館だけの展示会~」という印象がダブルで増幅され、心のなかでだ「見ごたえないんやないか」と思っていたのだった。
しかし、そこは大阪の展示会。
生半可な内容ではなかったのだ。

まず、予想を遥かに超える人の入りがすごかった。
なんといっても、「ガラガラ」ではないか、と勝手に思い込んで訪れているだけに、通路を多くの来場者が行き交っているのを見ただけで衝撃を受けた。
さらに、展示に手抜きがないことだ。
大手企業も小さな工房も、しっかりとツボを抑えた展示内容になっており、家具業界やデザイン業界とは関係の無いものにも、楽しめる内容になっていた。

とりわけ驚いたのはフランスから5企業。
アメリカからも数企業が参加し、フランスなんかは大使館職員が出張ってきて強く自国企業をアピールしていたのが印象に残った。
しかも、フランス人の職員さんが日本語ペラペラで説明してくれるのは驚いた。
ヨーロッパ各国の大使館の職務の一つが自国企業のサポート。
そういうことは私もある国の大使館の商務担当の人と親しくさせていただいているので知っていたが、その人は日本人なので日本語ペラペラはあたりまえだが、フランス大使館のフランス人職員さんも日本語ペラペラとは恐れいった。

自国企業の社員が公安に不当に4人も拘束されても、もたもた土下座ばかりしている我が国の役人さんたちとは大きく異なると思ったのであった。

さらにさらに、2号館だけの展示会なので大した規模でもない、と思っていたのも大きな間違いだった。
2号館だけとはいえ、面白いユニークで優れたデザインの家具が並んでいるため、すべてを見るためには優に5時間ぐらいかかってしまい、終わってみると、東京ビッグサイトの東館と西館をすべて回ったのと同じくらい、体力を消耗していたのだった。

インテックス大阪の展示会、恐るべしなのであった。

ということで、展示会に招待してくれたデザイナーさんには大感謝。
またまた新しい仕事をお願いせねば、と思う次第なのであった。

ん?

思うつぼになっているって?
かも、しれませんね。

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