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人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

インド、モディ首相来日、日印関係の一層の進展に期待

2018年10月29日 08時45分51秒 | 国際関係
インド、モディ首相来日、日印関係の一層の進展に期待
 昨日、インドのモディ首相が来日しました。今日、首脳会談が行われとの事ですが、昨晩は、安倍総理の招待で、山梨県鳴沢村(富士山麓河口湖の近く)の安倍総理の別荘で夕食をともにし過ごされたとのことです。

 今朝は晴れてはいますが、東京は雲も多く、山梨県鳴沢村から富士山の雄姿がうまく見らたかどうかわかりませんが、早朝の綺麗な富士山が、モディ首相を喜ばせたことを願う所です。

 日印の関係は既に10年以上に亘り首脳の相互訪問を続けているように、極めて友好的です。インド独立を望んだチャンドラ・ボース氏や東京裁判で日本への理解を示したパール判事の事は既に故事かもしれませんが、戦後のインドと日本の関係は一貫して良好だったのではないでしょうか。

 そして今や インドはICT先端技術では先進国、巨大な民主主義国として人口、経済でも中国を猛追という所でしょうか。
 以前から“Unity in Diversity”というスローガンで、多様な民族、言語、宗教を包摂・共存させ、民主主義体制で統一を成功させています。

 日本企業も数多く進出し、日本製品に対する信頼度も極めて良好なように感じます。モディ首相の出身地のグジャラート州は日本企業の新種も多く、某電機関係の企業の方から、「わが社では、この地ですでに 5Sは完全に定着しています」とお聞きしましたし、現地の人からは「IT関係の技術者はいわば新しいカーストで、今迄のカースト制は関係ない」などと言われたことを思い出します。

 中国もそうですが、国が大きく人口が多いと沢山の問題があるのでしょう。中国は14億の国民を共産党一党独裁で纏めようとしています。 一方インドは民主主義体制で13億の国民を纏めようとしています。
 
 歴史の実験と言ってしまってはまさに語弊があるでしょうが、体制の違いがあっても、目的は同じで、豊かで快適な国家社会の実現でしょう。
 日本は、戦争をしない国として、役に立てることがあれば相手国にも日本にもプラスの形で、積極的に協力していくことで、世界の発展と進歩に貢献する姿勢を堅持することが大事なようです。

 インドとは既に相互理解が進んでいる間柄です。良好な日印関係を更に進んだものにするように、また世界の見本にもなるように、両国のよりよい関係の一層の促進を強く期待したいと思います。

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