Readerでない閣僚に好感
昨日、鳩山内閣が発足して、夜遅くから今朝の1時過ぎまで、初閣議後の閣僚の記者会見が行われました。
前回書きました規制の問題の続きは次にして、今までと大きく変わった記者会見の感想を書かせていただきたいと思います。
先ず、閣僚の官邸入りの時から、新閣僚に役人トップが寄り添って、閣僚候補にレクチャーしたり、資料やメモを渡したりという事がなかったことは本当にすっきりした感じを与えてくれました。
当然お役人が言ってほしいことの内容は、閣僚には渡っていない事になり、閣僚の方々は新内閣の閣僚(政治家)としての発言になります。
閣僚の皆さんは、記者のほうを向いて、自分の言葉でしゃべっておられました。あきらかに官僚からのメモを読むReaderではありませんでした。
記者のほうが意識が遅れていて、どうかなと思われるような質問があったりして、どこにも慣性の法則はあるんだななどと感じました。
例えば、閣僚の担当分野に重なるところがあるケースで「線引きはどうなるのですか?」という質問があり、閣僚からは「線引きでなく協力です」との答がありました。「線引き」とはまさに縦割り的発想で、官僚特有のものでしょう。
次官の記者会見を止めることに対する質問も繰り返されましたが、「 官僚は最高の行政技術者たれ」という回答がケリをつけました。
新閣僚の皆さんがReaderでないことはかなりはっきりしてきました。これから、Leaderとしてのの手腕を発揮していただけることを期待しています。
昨日、鳩山内閣が発足して、夜遅くから今朝の1時過ぎまで、初閣議後の閣僚の記者会見が行われました。
前回書きました規制の問題の続きは次にして、今までと大きく変わった記者会見の感想を書かせていただきたいと思います。
先ず、閣僚の官邸入りの時から、新閣僚に役人トップが寄り添って、閣僚候補にレクチャーしたり、資料やメモを渡したりという事がなかったことは本当にすっきりした感じを与えてくれました。
当然お役人が言ってほしいことの内容は、閣僚には渡っていない事になり、閣僚の方々は新内閣の閣僚(政治家)としての発言になります。
閣僚の皆さんは、記者のほうを向いて、自分の言葉でしゃべっておられました。あきらかに官僚からのメモを読むReaderではありませんでした。
記者のほうが意識が遅れていて、どうかなと思われるような質問があったりして、どこにも慣性の法則はあるんだななどと感じました。
例えば、閣僚の担当分野に重なるところがあるケースで「線引きはどうなるのですか?」という質問があり、閣僚からは「線引きでなく協力です」との答がありました。「線引き」とはまさに縦割り的発想で、官僚特有のものでしょう。
次官の記者会見を止めることに対する質問も繰り返されましたが、「 官僚は最高の行政技術者たれ」という回答がケリをつけました。
新閣僚の皆さんがReaderでないことはかなりはっきりしてきました。これから、Leaderとしてのの手腕を発揮していただけることを期待しています。