最近、「日本15岁神童撃敗国乒乓球3大世界冠军、央視名記掲げ張本智和馬龍真」「張本智和完胜」「国乒乓教練組重大失誤!l劉国正李隼軽視対手:日本隊離我们差得很遠」などの見出しで、世界に冠する王者「中国卓球界」に対する日本勢の実力接近に危惧を抱いている記事が、インターネット記事で多くみられる。日本の北九州市を会場に6月10日に開催された卓球・ジャパンオープンで、中国の男女エース級の「男子:馬龍や張継科」「女子:王曼昱」が準決勝や決勝で日本の張本智和や伊藤美誠に相次いで敗れたことに関する記事だ。
「日本卓球の進歩はすでに盟主中国を脅かす存在として十分であることは、誰の目にも明らかだ。しかし、今回の中国勢の敗退を語ることよりも、中国卓球は試合の内容から教訓を見つけ出し、さらなる進歩を遂げなくてはならない。」(※「CNS」―China News Service」―中国国営通信社―6月11日配信)
日本卓球界の進歩を軽視しすぎていたとの内容も語られていて、日本の張本や女子の伊藤だけでなく、平野美宇、早田希娜などの若手選手もかなり詳しく述べられている。日本のエース級の中心は14才〜18才ととても若い伸び盛りでもある。2020年の東京オリンピックまであと2年間あまり、団体戦ではまだ男女とも中国が優勢だが、団体戦と個人戦の両方で優勝を目指す王者中国としては危機感をかなり持ち始めてきているようだ。卓球の世界では、「日中」は良きライバル関係となってきているが、日本の方が失うものが少ないチャレンジャーだ。
―<中国>地方の教師らデモ―報道容認、地方政府へ警告か―日本・「毎日新聞」6月2日配信記事の概略―
中国で農村・地方地域の教員らによる待遇改善を求めるデモが相次ぎ関心をあつめている。警察官が強引に教師を取り押さえる映像がインターネットに流れ、非難が殺到した。国内メディアも地方行政の不備を批判し、地元政府が対応を認める事態に発展した。4月以降、中国内陸部の陝西省、湖南省、安徽省などで教師たちのデモが発生、安徽省六安市では、5月27日、農村部の教師ら200人が、他地域で支払われている年間2万元弱(約30万円)の手当が未払いなどとして市庁舎に向かったが、警察官ともみあいになり数十人が連行され、警官が女性教師を後ろ手にして押さえつけたり、男性教員が手錠を掛けられたりする映像がネットによって拡散した。この事態に関する報道は通常厳しい報道規制を政府は敷くが、今回は一部黙認(容認)しているようだ。容認による政府の狙い(地方行政の改善という)もあるようだ。
北京や上海などの教師は月給6000元(約10万円)程度が平均といわれているが、内陸部はその半分以下というのも珍しくない。中国の公立小中学校の教師に対して、2018年1月に「国家の公職員」の地位を与える方針を習指導部は発表した。しかし、給料面では都市部と地方の格差がまだ大きい。
―中国の「女神」(ニュイション)の一人、趙麗穎(ちょう れいえい)―
中国では人気の高い男優や女優を「男神」「女神」という。2015年頃から、北京などの大都市でも福州などの地方都市でも、市内各地のCMポスターや、テレビのCM放映でも、街中やテレビで、女優の中で最もよく見かける人が趙麗穎だ。化粧品のCM、お菓子や食品のCMなどなど、多くのCMポスターやテレビCMに起用されている。
彼女は1987年生まれ(中国内陸部の地方出身)で現在は30才くらいだろうか。実家が豊かな家ではなかったので大学には進学せず、「廊坊市電子信息工程学校」という専門学校を卒業後、女優としての道を開いていったようだ。さまざまなテレビドラマや映画に出演し、その愛らしいルックスも相まって、「国民から愛される」存在なのだろう。