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彦四郎の中国生活

中国滞在記

京都の桜—飲食店街の灯りと夜桜が一体化する幻想的な街並み、高瀬川沿い木屋町通りの夜桜、祇園町の夜桜

2025-04-12 11:00:13 | 滞在記

 「京都の桜 名所30選」「京都の桜 名所50選」など、youtubeなどでこの季節、京都の桜を紹介するものも多い。50年余り長年にわたって京都に暮らしていても、京都の桜の名所を廻りきれてはいない‥。おそらく、京都の桜の美しいところは、京都市内だけでも少なくても100箇所くらいはあるかと思われる。そして、京都市内周辺まで足をのばせは、もっともっと多いのだろう。

 今朝、中国—日本での電話を妻としたら、今日12日、妻は京都市内から車で40分ほどの京都市右京区京北町の妻の実家に日帰りで行くと話していた。100歳になった妻の母をつれて京北町内にある「黒田の百年桜」を見に行くとのこと。京都市内は今年、4月5日頃にソメイヨシノ桜は満開となっていたが、丹波山地の盆地にある京北町内は12日の今日は、桜はようやく3分咲きとのことだった。4月下旬から5月上旬にかけては比叡山の八重桜が満開を迎える。京都の桜は、3月下旬から5月上旬までの1か月間以上にわたり楽しめる。

 さて、私は3月30日(日)に日本に帰国し、4月9日(水)に中国に戻った。日本一時滞在の間、京都のどこの桜を見に行こうか‥と思った。毎年、「ここの桜はぜひとも行っておきたい‥」と思うところが私には10箇所余りはある。特に、「哲学の道の桜」「京都・高瀬川沿い(木屋町通り)の夜桜」「三川合流・背割堤の桜並木」。

 4月5日(土)の夕方、京都の丸善書店に立ち寄って、午後8時頃から近くの木屋町通りの高瀬川沿いに咲く桜並木の夜桜を見に行った。京都・鴨川と並行して流れる高瀬川沿いの桜並木は、二条小橋から七條小橋までの約2キロ余りも続く。木屋町通りはたくさんの飲食店や居酒屋が高瀬川沿いに立ち並ぶ夜の繁華街。夜になると飲食店のネオンが灯り、夜桜と居酒屋などの灯りとのコントラストが、幻想的にも美しい。

 今年の京都の桜の季節、海外からの観光客がこれまで以上に多いようだ。夜桜並木を眺めながら、外国人の観光客がたくさん、立ち飲みの居酒屋で乾杯をしていた。

 夜桜越しに見える高瀬川沿いの居酒屋で一杯飲みを楽しんでいる人たちの姿。

 まあ、おそらく、日本での大都市の繁華街での夜桜としては、規模的にもその美しさでも風情でも、日本一ではないかと思いもするが‥。

 高瀬川に架かる四条小橋からすぐに先斗町の通りがあるが、たくさんの人々で賑わっていた。鴨川に架かる四条大橋。鴨川沿いの堤防にたくさんの人が腰かけて過ごしている。

 鴨川を渡り祇園町方面へ向かう。四条大橋を渡るたくさんの人々。東華菜館(有名な建築家・ヴーリズの設計)の建物。柳が青々と夜に見えるさまも幻想的。祇園町の白川石畳の通りの夜桜、かにかくに碑の界隈の夜桜。

 よく飲みに行く居酒屋「侘助(わびすけ)」の灯り。この日、外国人の人たちもこの居酒屋でお酒と食事を楽しんでいた。祇園白川沿いの店には、舞妓さんの姿も。

 祇園白川に架かる巽(たつみ)小橋から見える夜桜と柳が美しい。

 巽小橋近くのお好み焼き店には、入店を待つ外国人の行列。となりの和風着物店にも外国人の人たちが。京都の祇園町は、4月1日から30日までの1か月間にわたる「都をどり」が始まっていた。

 この夜、9時過ぎから祇園町の居酒屋やスナックに二軒ほど行き、久しぶりに日本の夜を楽しんだ。


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