goo blog サービス終了のお知らせ 

彦四郎の中国生活

中国滞在記

アパートでの激辛鍋パーティで乾杯—NTTドコモへの1月2日早朝のサイバー攻撃で、私のブログもできなくなった

2025-01-06 02:52:06 | 滞在記

 日本では、今年の年末年始9連休が始まった12月28日(土)。中国では、1月1日(水)が休みとなるだけで、31日(火)も2日(木)も仕事や学校がある。

 12月29日(日)の午前中に、2回生たちの「日本情景劇」の上演を行った。そして、その日の午後4時30分頃から私のアパートで「鍋パーティ」を行った。劇を終えた2回生たちや、福州日本企業会のメンバー(今野さんと鵜飼さん)、閩江大学卒業生の王さんら20人余りがアパートに集まり、「激辛中国鍋」と「普通の辛い中国鍋」の二種類を作って、年末の乾杯をした。

 酒はビール、中国の白酒(バイジュウ)、日本の梅酒や清酒、そして日本企業会の2人が持ってきたワインなど。(※中国では日本のようにお酒やたばこに関しては年齢制限はないので、高校生くらいから酒を嗜(たしな)むが一般的かと思われる。)

 アパートから1~2分のところに超市(食品スーパーマーケット)が2つあるので、学生たちが鍋料理に必要なものなど買い物に行き、二種類のなべが午後5時30分頃出来上がって乾杯の運びとなった。特に料理が上手と学生たちから一目おかれている男子学生が調理した鍋は、私が中国で食べた激辛鍋の中でも超激辛鍋だった。彼の故郷で一般的に作られている家庭料理だという。

 スーパーで売られている一般的な激辛鍋の素だけでも十分に辛いのだが、彼はさらに唐辛子を細かく切ったものを入れ、さらにニンニクを細かく切ったものを大量に入れた。一口食べただけで、激烈の辛さに舌が麻痺する。少し慣れてくるとやみつきになるほどこの鍋が美味しくビールがすすむ。

 スマホを使ってのカラオケも始まり、宴会たけなわとなった。そして、午後7時30分頃にお開きとなり、学生たちはあと片付けをして午後8時過ぎにアパートをあとにした。学生たちは翌日の午前中に期末試験が1教科あるようだった。日本企業会の二人も翌日は仕事。今年も昨年に続いてアパートでの鍋パーティを行うことができた。

 12月31日(火)の午前中、仕事の打ち合わせなどで大学に行く。正門(南門)付近の大学構内の針葉樹林の森は、紅葉真っ盛りで美しい。

 期末試験が全て終わっている学部・学科・学年の学生たちは、キャリーバックを引きながら大学正門に向かっている光景。故郷に帰省する学生たちの姿がポツポツと見え始める12月31日。大学は、今年は1月29日からの中国の「春節」(旧正月)をはさんで2月16日(日)までが冬休みとなる。

■日本ではこの年末年始、インターネットサイバー攻撃により業務がパンクする企業が続出した。いずれも大量のデーターを企業の業務ネットシステムに送信侵入して、企業ネットをパンクさせるという、ネットサイバー攻撃としては初歩的なもの(DDOS攻撃)だった。12月26日には日本航空(日航)がこのサイバー攻撃で、業務の一部が運営できなくなり、飛行機の運行や遅延、業務の一部停止の状態となった。さらに、三菱UFJ銀行やみずほ銀行もこのサイバー攻撃にさらされた。

 1月2日(木)の早朝午前3時。私はいつものように午前3時に起床。パソコンで今回の号(鍋パーティ)のブログを書き始めた。途中でパソコンを一旦シャットダウンし、再び午前7時頃からブログの続きを書こうとしたら、ブログが開かない。どうしたんだろう?と不安になりながら時を過ごすこととなった。

 アパート近くの食堂で昼飯を食べながら、Yahoo Japanを視聴すると「NTTドコモ 2日午前5時27分にサイバー攻撃を受け一部業務停止状態に gooなど」の記事が‥。私のブログが突然開かなくなったのはこのサイバー攻撃によるものと分かった。日本の三大通信会社の一つであるNTTドコモがこんな初歩的で単純なサイバー攻撃を防げないのかと、半ばあきれてもいたが、午後4時すぎに「一部業務を除いてほぼ復旧(回復)」のニュースが流れた。

 私のブログはNTTドコモのgoo機能に毎月お金を払って運営(公開)しているのだが、回復の記事以降も、私のブログは開かないままだった。Twitter(ツイッター)で「NTTドコモサイバー攻撃」と入力して閲覧すると、「1月2日午後4時ころに回復だと‥。うそこくな、私のブログはまだ開かないままだぞ!!金返せ!」「海外ではgoo機能のブログがまだ開けられない!なんとか早くしろ!お前の会社は日本を代表するネット通信会社だろう!こんな単純初歩的なサイバー攻撃にあってどうするんだよ、恥ずかしくないのか!‥」などの怒りのコメントで溢れていた。

 1月5日の早朝3時、私のgoo機能利用のブログはまだ閉鎖されたままだった。閉鎖されて3日間も経過しているのに‥閲覧や作成がまだ不可能な状況。そして、この日の午前5時にアパートを出て、福州の空港に向かい日本に帰国することとなった。

 関西空港に午後12時30分頃に到着し、京都の自宅に午後3時30分頃に着いた。パソコンを起動し、ブログ閲覧が日本ではできるかどうか恐る恐る試してみると、なんと、ブログが開いたので安堵感が広がった。おそらく、NTTドコモのGoo(グー)機能は、日本では現在、回復しているが、海外ではまだ回復ができていないということのようだ。なんともなさけないサイバー攻撃対策と対応‥。

 この年末年始に発生した一連のサイバー攻撃への日本の企業のようすをみていると、日本という国は、なんとサイバー攻撃への対策や対応が遅れている国だということを露呈した感がある。

○志駕晃著の『スマホを落としただけなのに』シリーズ(既刊4巻)には、このネットサイバー攻撃のことが一般読者にもかなりわかりやすく述べられている。今回の年末・年始に日本のいくつかの大企業が受けたサイバー攻撃の犯行を行った犯人はいまだ特定されていないとのこと‥。日本の警察のネット犯罪に対する、いわゆる、ネット警察の体制強化は急務なようだ。(※昨年12月上旬、京都のスポーツジム会社へのサイバー攻撃犯行を行った犯人は中学生だった。)

 

 


1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2025-01-06 17:50:48
明けましておめでとうございます。
中国での年末年始は楽しく、過ごしたようですね。漸く、帰国しましたので出来たら泉澤さんと再会したいです。
返信する

コメントを投稿