今年の祇園祭は、49年ぶりに「前祭と後祭」に分けられた。また、150年ぶりに「大船鉾」が復活した。このため、後祭の7月24日は、「鉾や山の巡航」+「花笠巡行」+「八坂神社での奉納舞など」が執り行われた。
午前9時半、烏丸御池を「鉾や山」が出発、午前10時に八坂神社を「花笠巡行」が出発した。
午後1時より、八坂神社で「奉納舞」が始まった。「獅子舞」・「鷺踊り」・「六道念仏舞と蜘蛛・獅子」・「宮川町と祇園町の芸子舞」などが執り行われた。
翌日の7月25日、大阪の「天神祭」に行った。物凄い数の「露店」が立ち並ぶ。大勢の人。外国人観光客も、京都の祇園祭ほどではないが見受けられる。そしてなかなかの活気とエネルギーを感じる祭だ。淀川の「大きな船」には、たくさんの人が乗り込んでいる。露店で「ひょっとこ」と「おたふく」の面を買った。大学の「日本概況」の授業で使ってみよう。
京都の「祇園祭り」と、大阪の「天神祭」を比べてみると、祇園祭は「歴史や文化の奥深さと美しさ」を感じる。天神祭りは「活気とエネルギーと商売」を感じる。また、祇園祭は「町衆」の団結した力と伝統と格式を感じた。一方、天神祭は「旦那衆(金持ち)」の力(※船に乗り込むことができるのは、企業や会社、団体が特別に招待した人だけが乗船できる。)を感じた。
祇園の後祭の宵山で、「ゆかた」(女性用)を買った。これも大学の授業で使いたい。