昨日は「おんなかっぽれ」だった。
屋久島に旅した女子が、屋久島の焼酎を土産にくれた。
おとこかっぽれの時は、自分も二階で踊りながら、ときどき下の厨房にいって
蕎麦会の準備をする。今は「ずぼらん」というのを最後にやる。スケベな坊さん
が主人公の愉快な踊り。それをやりだすと一度だけ踊って下に降りる、そんな感じ。
おんなかっぽれと時は、下でゆっくりと酒を飲みながら準備をする。まさに独酌だ。
久保さんの志野の「燗鍋」で剣菱をあたため、愛用の斑唐津のぐいのみでちびりちびり
飲(や)りながら、8代坂東三津五郎さんのエッセーを読む。二階から三味線の音が聴こえて
くる。織部の向附にれんそうのおひたし。こんな幸せな秋の晩酌はない。
しばらくして、二階が静かになると、そろそろおけいこはおしまい。
昨日は「おでん」で飲んだ。独酌で2合。みんなで飲むとまた二合・・・少し飲みすぎが続く。
おでんの締めは、空になったおでんの汁にそばを投じる。変則とうじ蕎麦。これから寒い夜には最高。
最近酒量が増えたのは久保さんの酒器のせいなので、今日あたり電話で「飲みすぎる」と文句をいってみようか。
今日は「気骨の鮨会」だ。月に一度だけ、カウンター席8席で、佐賀のガバイじいちゃんの鮨をつまむ。
久保さんの器がさえわたる日でもある。絵志野の四方皿に葉蘭をのせ、そこに鮨がひとつひとつでてくる。
醤油皿は黄瀬戸。葉蘭を庭からもっていく時、いつも三枚選んで、花器にいける。葉っぱだけの飾りだけど、
華道では「葉蘭に始まり葉蘭におわる」というほど、いろんなことを教えられる。花よりだんご、葉蘭よりすしで
ほとんど気がつかない人が多いけど、波乱万丈な人生においては小さなことかもなんばん。
今日の素敵なすしライブも楽しみだけど、素敵な秋のライブも近づいてきた。
31日(土) スタンダードジャズ
演奏:赤須翔(ギター)・篠原完治(トランペット)
19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)