かっぱ橋にいってきた。
この冬は、軍鶏鍋をやろうと思っている。ので、南部鉄の「すき鍋」を調達にいく。
界隈には、鶏の肉がうまい精肉店がたくさんあるので、
都合がいい。
昔の江戸っ子は、熱い時にも「暑気払い」のために軍鶏鍋を
よく食べたらしい。でもやはりこれからの寒い季節に食べる
のがいい。
つくり方は、簡単。「わりした」を、南部鉄の「すき鍋」に
入れ、きざんだねぎと、鶏肉を入れ、火がほぼ通ったら、
粉山椒をあけて、食べる。
「わりした」のできふできがカギ。
うちでは、「かえし」と「酒」「みりん」に「水」で「わりした」
をつくる。
できたら、コンロではなく、備長炭でやりたいものだ。
昔は料理屋が、いい備長炭を使って、料理を供した。
その灰は、染物屋さんや陶芸家がもらい、それを釉薬にして、
染めもの屋はいい着物をつくり、陶芸家は、器をつくった。
原始的物々交換で、「いいもの」が循環していた。
そして、そこに縁ある人たちも「その価値」がわかって
いたから、値踏みもしなけりゃ、食べログなんかに「高い」
とか無粋なことはいわなかった。そんな「粋」の好循環があったからこそ、
江戸時代は、いろいろな文化が育った。
まだまだ「江戸の残像」みたいなものが残っているこの地で、そんな
ことを復活させてみたいと思う。少し「茶心」がある人でないと、
よさがわからないので、「無茶しぃの会」や「珈琲塾」のメンバー
や煎茶仲間、陶芸家や音楽家あたりから、始めたいと思っている。
この冬は、軍鶏鍋をやろうと思っている。ので、南部鉄の「すき鍋」を調達にいく。
界隈には、鶏の肉がうまい精肉店がたくさんあるので、
都合がいい。
昔の江戸っ子は、熱い時にも「暑気払い」のために軍鶏鍋を
よく食べたらしい。でもやはりこれからの寒い季節に食べる
のがいい。
つくり方は、簡単。「わりした」を、南部鉄の「すき鍋」に
入れ、きざんだねぎと、鶏肉を入れ、火がほぼ通ったら、
粉山椒をあけて、食べる。
「わりした」のできふできがカギ。
うちでは、「かえし」と「酒」「みりん」に「水」で「わりした」
をつくる。
できたら、コンロではなく、備長炭でやりたいものだ。
昔は料理屋が、いい備長炭を使って、料理を供した。
その灰は、染物屋さんや陶芸家がもらい、それを釉薬にして、
染めもの屋はいい着物をつくり、陶芸家は、器をつくった。
原始的物々交換で、「いいもの」が循環していた。
そして、そこに縁ある人たちも「その価値」がわかって
いたから、値踏みもしなけりゃ、食べログなんかに「高い」
とか無粋なことはいわなかった。そんな「粋」の好循環があったからこそ、
江戸時代は、いろいろな文化が育った。
まだまだ「江戸の残像」みたいなものが残っているこの地で、そんな
ことを復活させてみたいと思う。少し「茶心」がある人でないと、
よさがわからないので、「無茶しぃの会」や「珈琲塾」のメンバー
や煎茶仲間、陶芸家や音楽家あたりから、始めたいと思っている。