天然居士の独り言

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追悼文・・・

2024年05月07日 18時19分12秒 | 日記
 下野新聞の訃報欄のデザインが変わったのは、少し前の事です。
 活字が大きくなりました。
 訃報欄の活字が大きくなったのは、高齢者のためなのでしょう。
 では、他の紙面は高齢者は読まなくて良いのかと、
 突っ込みたくなるところですが、ニーズがあったのかも知れません。

 それと同時に、亡くなった著名人の追悼文が載るようになりました。
 多くは、全国的に有名な人ですが、たまに県内の著名人も載ります。
 昨日は、先日亡くなった唐十郎さんの評伝を
 共同通信の記者が書いていました。

 今日は、「御子貝保子先生を悼む」との文章が載りました。
 御子貝先生は、長年中学校の合唱を指導して来た方で、
 全国優勝も複数回果たしたとの事です。
 去る2月22日に、90歳でお亡くなりになりました。
 僕は知らない方でした。

 この追悼文を書いたのが、立憲民主党の枝野幸男さんでした。
 何度か書いたかも知れませんが、
 枝野さんは、選挙区は埼玉県ですが、宇都宮市の出身で、
 宇都宮市内の陽東中学を卒業しました。
 枝野さんは、中学2年の時に、
 御子貝先生に勧められて合唱部に入ったそうです。
 枝野さんが入部していた1978年と1979年に、
 「NHK全国学校音楽コンクール」で、
 県勢としては初めて全国連覇を果たしたとの事です。
 当時の全国大会は、
 都道府県大会で録音したテープを事務局に送って審査していたそうです。

 御子貝先生の指導は、厳しかったようですが、
 一方で、褒めて育てていたとの事です。
 枝野さんは、御子貝先生から教わった事として、
 全国優勝を果たした事で自信を身に付けさせてもらった事と、
 集団の中で全体のハーモニーを考えて歌う
 「調和の大切さ」を挙げていました。
 良い文章だと思いました。

 これまで掲載された追悼文は、
 捧げられた人の方が有名で、書いた人は知らない人がほとんどでしたが、
 今日は、その逆だと思いながら読みました。

 
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