天然居士の独り言

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オーロラ・・・

2024年05月12日 18時00分10秒 | 日記
 小林旭さんの歌に「熱き心に」があります。
 「北国の旅の空♪・・・」との歌い出しなので、
 ご存知の方も多いかと思います。
 この歌の最後のフレーズが、「オーロラの空の下♪・・・」ですが、
 以前から、北海道にしてもオーロラは見られないだろうと思っていました。
 しかし、昨日、北海道ばかりでなく、東北地方や北陸地方でも
 オーロラが見られたとのニュースがありました。
 石川県の能登町で観測されたのは、2003年以来との事ですが、
 北海道内でオーロラが見られたのは、2023年12月以来との事ですから、
 割とマメに見られるのかも知れません。
 とすると、上記の歌も満更出鱈目ではない事になります。
 ニュースなどで映像が放送されていますので、
 ご覧になった方もいるかも知れませんね。
 高緯度で見られるオーロラは、緑がかった色が多いようですが、
 低緯度の日本で見られるオーロラは赤色が多いようです。
 今回も赤っぽい色でしたね。

 オーロラに関する最古の記述は『日本書紀』まで遡るとの事ですが、
 当時の日本の磁気緯度は現在よりも10度ほど高かったため、
 大規模な磁気嵐が起これば
 日本でオーロラが見えても不思議はないとの事です。
 最も観測しやすかったのは1200年頃とされ、
 藤原定家の『明月記』にも、オーロラのことだと推定される記録が
 残されているとの事です。
 本能寺の変で織田信長が倒れる1582年(天正10年)には、
 日食や大彗星と並び京都付近でやはり“空が赤くなる”現象が発生したとの
 記録が、ルイス・フロイスの『日本史』などに残されているそうです。

 オーロラの発生原理は難しいので、僕にはよく分かりませんが、
 ここ数日、太陽の表面で「太陽フレア」と呼ばれる爆発現象が起きた影響で
 地球の磁場が乱れる「磁気嵐」が発生し、
 北海道のような普段より緯度の低い地域でも
 オーロラが観測できたとの事です。

 僕は、1982年にオーロラを1度だけ見た事があります。
 ヨーロッパに行った帰りの飛行機の中で、
 機長さんが左前方にオーロラが見えると教えてくれて、
 偶々左側の窓際に座っていたので、見る事が出来ました。
 畿内が明るかったので、毛布で光を遮って見ましたが、
 黄色と緑の中間色のような色で、幻想的な感じがしました。
 右側や真ん中の座席の人と交代で見た覚えがあります。
 ガラス越しではなく、実際に見てみたいと思って来ましたが、
 果たして見る事が出来るでしょうか?

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