一昨日、上京した事は昨日書きました。
一昨日、大倉集古館に行くため、
地下鉄南北線の六本木一丁目駅で降りました。
アークヒルズなのかどうか分かりませんでしたが、
綺麗なビルの間をエスカレーターで、どんどん上がって行って、
地上に出ました。
園地のような樹木のある遊歩道があり、そこを歩いていましたら、
カラスが降りて来て何か食べているのが見えました。
僕には枇杷の実のように見えました。
僕は枇杷が好きですが、中々食べられません。
羨ましい気持ちもあって、見つめたのですが、
カラスと視線が合ったような気がしました。
そのまま歩いていたのですが、突然頭に衝撃がありました。
何か落ちて来たのかと思って手で払いましたが、何もありません。
何だろうと思ったら、
カラスが降りて来て歩道の脇にあった金網のような所に止まりました。
それでカラスに襲われたのが分かりました。
カラスは僕が欲しそうな顔をしていたので、
餌を取られると思ったのかも知れません。
この野郎との思いでカラスを睨みましたが、また視線が合いました。
そのまま、また歩き出したら2度目の衝撃が来ました。
またカラスに襲われたのです。
今度は、カラスは高い木の上に止まった感じでした。
カラスとしては、自分のテリトリーに不審人物が入って来たので、
早く追い出そうと思ったのかも知れません。
僕も、この場所を早く立ち去った方が良いかと思い、
急ぎ足で立ち去りました。
もう大丈夫かなと思った所で、3度目の衝撃が来ました。
しつこいなぁと思いながら、更に急いでその地域を抜けました。
気になったのは、出血していないかどうかでした。
出血していると傷がある訳で何か黴菌が入る可能性があります。
しかし、一人ですから、誰かに見てもらう訳にも行きません。
何度も頭をさすってみましたが、
出血はしていないようなので安心しました。
僕は、帽子を被りません。
どうも被ると汗をかいて、
髪の毛にクセが付いてしまうのが嫌なので被らないのです。
もっとも、いつもキチンと整髪している訳でもないのですが。
大分白くなりましたが、結構毛が残っているので、
切れたりしなかったのかも知れません。
大倉集古館を出て、ホテルオークラで一服した後、
六本木一丁目駅に戻るつもりでしたが、
カラスも頭が良いですから覚えていてまた襲われるのも嫌だなと思って、
虎ノ門ヒルズの方向に歩いて行きました。
ともかく、カラスに襲われたのは生まれて初めてです。
生きていると色々あるものだと思いました。