昨日、統一地方選の前半戦が行われ、
栃木県では、県会議員選挙が行われました。
県選挙管理委員会によると、県議選の投票者総数は510,779人で、
投票率は40.44%でした。
これまで最低だった、前回2015年の44.14%をさらに3.7ポイント下回り、
過去最低を更新したとの事です。
選挙権年齢が18歳以上へ引き下げられてから初の県議選となりましたが、
まだ年代別の投票率が出ていませんので、ハッキリした事は分かりません。
20歳未満の世代の関心はどうだったのでしょうか?
ともかく、立候補者数が07年に並ぶ過去最少の64人にとどまったほか、
大きな争点もなかったことなどから、有権者の関心を集められなかったのでしょう。
選挙戦となった10選挙区を見ると、
投票率が50%を超えたのは矢板市選挙区だけで、54.92%でした。
最低は宇都宮市・上三川町選挙区の35.17%で、
ほぼ3人に1人しか投票しなかった事になります。
矢板市選挙区は、定数1に対し、自民党公認の現職と
元県議会議長まで務めた元職が自民党の公認を得ずに立候補し、
激しい選挙戦になりました。
結果は、元職が返り咲く事になりました。
昨夜、とちぎテレビに出ていましたが、
体重が15㎏も減ったとの事で、それだけ精力的に歩いたのかも知れません。
宇都宮市選挙区は、以前にも書きましたが、
定数13に対して15人が立候補し、最後に駆け込みで立候補した無所属の人が最下位、
返り咲きを狙った元職がババを掴んでしまいました。
これでは、投票率が上がらないのも仕方ないような気はします。
現市長と元市長の娘同士が選挙戦を戦った佐野市選挙区は、
両方とも当選し、その分自民党の現職議員が割を食った形になりました。
国会議員や県議会議員などの世襲候補は、いずれも当選しています。
鹿沼市選挙区で、6期目を目指した自民党の大物議員が落選しました。
この人は、祖父も父親も県議会議員でした。
結党後初めての県議選だった立憲民主党は、公認6人の内3人が落選し、
現有議席5議席から3議席に後退しました。
宇都宮市・上三川町選挙区や鹿沼市選挙区ではトップ当選でしたが、
福田昭夫衆院議員のお膝元の日光市とさくら市・塩谷郡の両選挙区で、
それぞれ現職が落選し、自民党が独占する結果になりました。
公明党は、現職3人を公認して、手堅く3人が当選しました。
共産党は1議席でしたが、2期連続当選は20年ぶりとの事です。
党派を超えて、どの候補の主張にも大きな隔たりがなく、
立候補者が少ないため、結果が見えてしまうような選挙では、
中々投票率は上がらないのかも知れません。
イギリスの政治家、ジェームズ・ブライスは、
「地方自治は民主主義の学校である」と言いましたが、
なり手不足や、住民の無関心が続くと、地方自治が衰退し、
ひいては、日本の民主主義も危なくなるような気もします。
栃木県では、県会議員選挙が行われました。
県選挙管理委員会によると、県議選の投票者総数は510,779人で、
投票率は40.44%でした。
これまで最低だった、前回2015年の44.14%をさらに3.7ポイント下回り、
過去最低を更新したとの事です。
選挙権年齢が18歳以上へ引き下げられてから初の県議選となりましたが、
まだ年代別の投票率が出ていませんので、ハッキリした事は分かりません。
20歳未満の世代の関心はどうだったのでしょうか?
ともかく、立候補者数が07年に並ぶ過去最少の64人にとどまったほか、
大きな争点もなかったことなどから、有権者の関心を集められなかったのでしょう。
選挙戦となった10選挙区を見ると、
投票率が50%を超えたのは矢板市選挙区だけで、54.92%でした。
最低は宇都宮市・上三川町選挙区の35.17%で、
ほぼ3人に1人しか投票しなかった事になります。
矢板市選挙区は、定数1に対し、自民党公認の現職と
元県議会議長まで務めた元職が自民党の公認を得ずに立候補し、
激しい選挙戦になりました。
結果は、元職が返り咲く事になりました。
昨夜、とちぎテレビに出ていましたが、
体重が15㎏も減ったとの事で、それだけ精力的に歩いたのかも知れません。
宇都宮市選挙区は、以前にも書きましたが、
定数13に対して15人が立候補し、最後に駆け込みで立候補した無所属の人が最下位、
返り咲きを狙った元職がババを掴んでしまいました。
これでは、投票率が上がらないのも仕方ないような気はします。
現市長と元市長の娘同士が選挙戦を戦った佐野市選挙区は、
両方とも当選し、その分自民党の現職議員が割を食った形になりました。
国会議員や県議会議員などの世襲候補は、いずれも当選しています。
鹿沼市選挙区で、6期目を目指した自民党の大物議員が落選しました。
この人は、祖父も父親も県議会議員でした。
結党後初めての県議選だった立憲民主党は、公認6人の内3人が落選し、
現有議席5議席から3議席に後退しました。
宇都宮市・上三川町選挙区や鹿沼市選挙区ではトップ当選でしたが、
福田昭夫衆院議員のお膝元の日光市とさくら市・塩谷郡の両選挙区で、
それぞれ現職が落選し、自民党が独占する結果になりました。
公明党は、現職3人を公認して、手堅く3人が当選しました。
共産党は1議席でしたが、2期連続当選は20年ぶりとの事です。
党派を超えて、どの候補の主張にも大きな隔たりがなく、
立候補者が少ないため、結果が見えてしまうような選挙では、
中々投票率は上がらないのかも知れません。
イギリスの政治家、ジェームズ・ブライスは、
「地方自治は民主主義の学校である」と言いましたが、
なり手不足や、住民の無関心が続くと、地方自治が衰退し、
ひいては、日本の民主主義も危なくなるような気もします。
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