お気に入り

毎日の暮らしの中にある大好きなもの、こと、出合(会)いなどについての気まま日記

スーパースター

2009-06-27 07:45:41 | Weblog
マイケルジャクソンが急死した。
歩くことも出来なくなったと聞いていたので、驚いたけれどやっぱりと思った。
バブル絶頂の頃、来日公演のTV放映を興奮して見たのが思い出される。
あれから数十年。
最近はあまりにも変貌しすぎた彼の顔や、疑惑、破綻、そんな話題ばかりだった。
異常ともいえる人工的な顔、でもいちばん驚いたのは黒かった肌が白くなっていったことだった。

急死の原因は整形からの感染症だとか、皮膚がん鎮痛剤の多量摂取ではないかと取りざたされていますが、これから時間をかけて究明されるようです。
昨夜のニュースであらためて彼のすごさを再認識しました。
すごかったんだなぁ。
私の中ではこの一番輝いている時で時間が止まっているのに、彼の時間は進んでいる。
極めた人を蝕んでいくもの。
それが急逝の一因なのでしょうね。












中休み

2009-06-26 16:39:23 | 料理

「なんだぁ、これ!」
いつものように酵母パンコースを選び、焼きあがりブザーが鳴ってふたを開けると
奇妙な物体が底にへばりついていた。
何が起きたのか分からず、覗き込んだ目は点、頭は真っ白。

苦労して取り出してみると



パラッパラの、黒こげごはんみたい・・・どこをどう間違えればこんなになるんだろう。
あー、クルミが、有機レーズンが、ライ麦粉・全粒粉・国内産強力粉が・・・無残。
ショック!
水の量、酵母、そういえばいつもより固いなと思ったっけ。
それともホームベーカリー、壊れちゃった!?
焼いてる途中なんだか焦げ臭くってレーズンのせいかと思っていたのですが。
とにかく明日の食パンがない。
で、不安ながらもイーストで焼きなおしてみた。
いい香りが漂ってきて(大丈夫そう)、これはちゃんと焼けて一安心でした。
うーむ。
どうやら気温が高くなって、庫内温度の上昇で酵母菌が死んじゃったせいみたいですね。


梅雨らしい天気もないまま・・・中休だそうです。
ホームベーカリーに任せっぱなしのラクチン酵母パン焼きも、しばらくお休みです。
ま、冬と違ってどんどん発酵するから機械よりスピーディ

 


Lavie Light

2009-06-23 16:10:19 | べんりなモノ
機能を絞った低価格パソコン市場にも、大手パソコンメーカーが参入していろいろ選べるようになりましたね。
春モデルの中でキーボードタッチが気に入ったのは、NECでした。
そのLavie Light、夏モデルが出て安くなっていたので買いました。
といってもY君用なのですが。
先ほど届いたので、頼まれていた設定をしてこれを書いているのですが、ちっちゃくてもなかなか使えます。
メールとネットだったらこれで十分。
なんてったって、今までのパソコンの3分の一ほどの値段で買えちゃうんですからすごいです。
夏モデルは薄くなって、HDDとフラッシュメモリーを使っているから起動が早いらしい。
今のところ必要ないのが、残念・・・

午前中セミが鳴き始めていたのに、雨が降り出した。
でも、昨日の蒸し暑さよりずっといい。

悼む人

2009-06-22 13:41:26 | 読書
「どうしたら、忘れないでいられるの」

主人公静人は親友の一年祭を忘れていたことがきっかけで、他人の死を求め祈る旅に出る。
見ず知らずの人の死を悼む行為は、人々にとって奇異なことだし理解出来うることではない。

存在が消えてしまう。
小さき命であれ、なんであれこの喪失感、無常感というのもは誰もが経験することです。
しかし、大抵の場合は時間と共にうすれていく。
そうしないと悲しみに飲み込まれてしまうから。
それなのに、時々後ろめたさを感じるのはなぜだろう。
いつの間にか思い出になって、存在が小さくなってしまったように思うから。

一人ひとりがこの世に存在していること、存在していたこと。
それは深く重いことなのに、今の世の中あまりにもいろんなことがありすぎて、軽く鈍感になっている。
心はどこに向かっていくのだろう。

「悼む人」 天童荒太















フレッシュジュース

2009-06-19 10:59:05 | 料理

ほうれん草の5倍のカルシウムを含む小松菜を使って、野菜ジュースを作ってみた。
本のレシピによると、ゆでた小松菜とキャベツ・キウイ・レモン汁・冷水になっていたけれど、いつものように適当にアレンジ。
ゆでた小松菜、キウイと豆乳を入れてスティックミキサーでガーガーッとかき混ぜる。
普通に切った小松菜が刃に絡まるのを、何度か取り除いたりしながら こんな感じに出来上がりました。



緑のきれいなジュースを想定してたんだけど・・・もっと細かく切っておくべきでした。
豆乳、多かったかな。
ごっくん。
うーむ、可もなく不可もなく・・・想定内な味。
牛乳だったらコクが出たんだろうけど、でも体に効く野菜ジュースって感じです。
別の本によると、葉ものは刃に絡まると苦味が出るので果物のあと液体を入れる直前に混ぜてくださいですって。
そうか・・・

今度は冷凍バナナとアボガド、牛乳の果物ジュースをガガーッ。
ねっとりコンビですから、これはもう溶けかかったソフトクリームって食感。
そうだな、小松菜ジュースもキウイの代わりにバナナにすればよかったかな。
そろそろ、朝の紅茶からフレッシュジュースの季節がやってくる。

さすがに昨夜は冬の羽毛布団が重かった
もはやこれまで・・・今夜からは夏の羽毛布団だ。


矛盾

2009-06-18 07:49:39 | Weblog
今年に入ってから少雨傾向が続いている。
今日も午後からところによって雷雨の予報ですが、広い範囲で降るわけではないので水不足の解消にはならないんですよね。
西日本は雨不足、東日本は日照不足。
梅雨特有の蒸し暑さがなく、気温が高めでも過しやすいなんていってる場合じゃ・・・

ゲリラ豪雨の原因は、ビルや舗装された道路の熱せられた空気の上昇だとか。
完成した高架橋の下、まっすぐ伸びた暑苦しい道を通るたびイライラした気分になる。
重松清さんの「希望が丘の人々」の中、ずっと向こうまで見通せるまっすぐな道にストレス、のくだりに納得だった。
川だって、木だって、人間だって多少曲がりくねっているほうが強く優しいものね。

国の予算目当てに都市基盤整備を推し進め、市民一人当たり78.1万円の借金を作り、そこら一体の平均気温を2度ほど上昇させる。
国の借金とあわせる800万円!
財政再建に向けた地域説明会が行われているようだけど、市民の反発はかなりなものだ。
危機的財政といいながら、クールビズで課によって色違いのポロシャツを用意したとか、天下りの重複退職金。
行政のつけのしわ寄せは、いつも庶民だ。

国は麻生のもとでは選挙は戦えない・・・福田政権の時から同じことの繰り返し。
誰も彼も、何をいっているんだろう。
リニアモーターカー線路のアルプス迂回で揉めているようだけど、効率・速さより環境でしょう。
これも一部の人の利権がからんでいる








ロハス

2009-06-16 13:50:04 | よさこい

久しぶりの木曜市、いつものコースの芋もち・・・は売り切れだった
残念。
おや、新しいお店が出来ている。
店頭にはシフォンケーキやおむすび弁当が並んでいて、心が動かされたけどパンとか買っちゃったし。
かわりに可愛いリーフレットをもらってきました。
無農薬有機栽培の玄米おむすびと無農薬の季節の野菜を中心としたランチBOX・・・やっぱり買ってきたら良かったな。

「ササズロハス」のランチBOX は、お肉や乳製品・白砂糖・卵・化学調味料は使用していません。
ふむふむ。
最近スローフードにマクロビオティック、LOHASなどのお店が増えてきましたね。
あの中国餃子事件なんて未だに未解決のままだもの、否が応でも食に対して敏感になります。
いつもの食事のメニューはこんな感じだけど、ちょっと気になる。
で、



うーむ、私も薄味気味だけど、しらたき酢物・きゃべつはさらに・・・
でも、ひじきのコロッケはおいしくって気に入りましたよ。

昨夕のラジオの話題は、はんてん米!?
どうやら虫がついたりしたお米のことらしいのですが、曲がったきゅうり、虫食った野菜、これが本来の姿。
この前買った小松菜なんて、レース状でしたから。
でも、これが消毒されていない安全な証拠ですよね。
四万十市では護岸工事のセメントをはぎ、800万円かけ自然工法の石組にしたことで蛍が帰ってきたとか。
行き過ぎを是正しようとした動きが、もっと大きな力になるといいな。







梅酵母 '09

2009-06-15 14:15:34 | 料理

一年前、初めての酵母起こしにドキドキ、ハラハラしたものでした。
その梅酵母も、クイックヨーグルト酵母を作った残りが大さじ一杯ほどになりました。
一年持つとはね。
今度はレーズン酵母を起してみるつもりだったのですが、本を見ると残りを足して作るとずっと早く酵母が起きる、か。
昨年豊作だった梅の木は、低く剪定されたので収穫がなかったし・・・無農薬がいいのですが。
で、直売の店で小さくて器量の悪い(消毒してないかも)完熟梅を買ってきました。


金曜日のお昼に梅150g、400ccの湯冷まし水と砂糖大さじ2杯に残っていた梅酵母を入れる。
夕方には早くも下から小さな泡が出ている。
翌日表面が泡立っているのがよく分かる。
日曜の朝



こんな感じになっていたので冷蔵庫へ。

危うくお菓子用梅酵母元種に使い切るところだった梅酵母でしたが、一年立ってもこんなに元気一杯だったのです
近頃ではホームベーカリーの食パンもこの酵母が大活躍しているので、今度は一年もちそうないのが心配。
梅の季節は限られているし・・・でも、冷凍できるんじゃなかったかな?


プロフェッショナル

2009-06-11 13:37:29 | Weblog
昨夜、藤沢周平の「命捧げ候」を見た。
2006とあったのでその頃の作品だと思っていたら、亡くなっている高松さんとか出ていたのでもっと前の作品のようだ。
NHK番組のDVD化らしい。
視聴覚ライブラリーで貸し出し可能になっていたので、ビスコンティの「夏の嵐」と藤沢周平作品だったらおもしろくないことはないだろうと借りてきたのでした。
主演の緒方拳さんの鬼気迫る演技、元アイドル南野陽子さんの見事な一人二役、平田満さんもいい味出していたなぁ。
近頃はどの作品見てもワンパターンって役者さんが多くて、それもひとつの個性といえるのかもしれませんけど。
ちょっと売れればタレントから女優だとか俳優の肩書きになるご時勢ですけど、俳優さんってこういう人達のことを言うのですよね。
歌の世界も、アーティストなんて呼ぶようになってからつまらなくなったような気がします。
売れるのも早いけど、廃れるのも早い・・・?

いろんな世界でアマチュアでも売れる時代が続いていたけれど、景気が悪くなってくればプロフェッショナルじゃなくては生き残れないかも。
巨匠ビスコンティの「夏の嵐」も、かなり昔の作品にもかかわらずちっとも古びていませんでしたから。
で、今度は「白夜」を借りてみたのですが、係りの方にどんな作品を見たいですかと聞かれ「うーん、テレビで放映されないような昔の作品」
「マイナー作品ですね」・・・そう、マイナーかも
安くない価格なので、利用者が少ないともったいない。
ライブラリー用として著作権が上乗せされるため値段がすごく高くなるなんて知らなかった。
確かにケースに2万円とか書いてあるけど、今どきねぇ。
昔の定価だと思っていたら、購入価格だったとは!









図書館

2009-06-08 11:08:47 | 読書
「海辺のカフカ」を読み終える。
前もって内容を知らされなかったほうがよかった、の声が多かったとういことがよくわかる。

高知の海(ちょっと違っていたけど)と、検索中に知った図書館の片隅に住んでいる少年?
これだけが私の前もって知っていたことだった。
だから、サリンジャーのライ麦畑で捕まえて、僕を探して・・・観念、Brain、などいろんなことが頭に浮かんでいく。
言葉の意味を考察しながらの、まさしく読みふけった3日間だった。
熱烈支持派と無関心派に分かれるといわれる村上ワールドですが、非常におもしろかったのでぜひ一読を。

図書館窓口で「1Q84」について尋ねると、ネットではまだだった予約の受付が始まっていた。
でも、すでに限度の5冊予約中。
で、「レッド・ゾーン」を取り消し、運よく6番目
小学一年生からの図書館通いももううん十年。
有料化だとかの噂もあるけれど、他にずっと無駄なことに税金を使っているんだから、知識の宝庫は広く開かれたものでないといけないと思う。