昨夜、藤沢周平の「命捧げ候」を見た。
2006とあったのでその頃の作品だと思っていたら、亡くなっている高松さんとか出ていたのでもっと前の作品のようだ。
NHK番組のDVD化らしい。
視聴覚ライブラリーで貸し出し可能になっていたので、ビスコンティの「夏の嵐」と藤沢周平作品だったらおもしろくないことはないだろうと借りてきたのでした。
主演の緒方拳さんの鬼気迫る演技、元アイドル南野陽子さんの見事な一人二役、平田満さんもいい味出していたなぁ。
近頃はどの作品見てもワンパターンって役者さんが多くて、それもひとつの個性といえるのかもしれませんけど。
ちょっと売れればタレントから女優だとか俳優の肩書きになるご時勢ですけど、俳優さんってこういう人達のことを言うのですよね。
歌の世界も、アーティストなんて呼ぶようになってからつまらなくなったような気がします。
売れるのも早いけど、廃れるのも早い・・・?
いろんな世界でアマチュアでも売れる時代が続いていたけれど、景気が悪くなってくればプロフェッショナルじゃなくては生き残れないかも。
巨匠ビスコンティの「夏の嵐」も、かなり昔の作品にもかかわらずちっとも古びていませんでしたから。
で、今度は「白夜」を借りてみたのですが、係りの方にどんな作品を見たいですかと聞かれ「うーん、テレビで放映されないような昔の作品」
「マイナー作品ですね」・・・そう、マイナーかも
安くない価格なので、利用者が少ないともったいない。
ライブラリー用として著作権が上乗せされるため値段がすごく高くなるなんて知らなかった。
確かにケースに2万円とか書いてあるけど、今どきねぇ。
昔の定価だと思っていたら、購入価格だったとは!