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毎日の暮らしの中にある大好きなもの、こと、出合(会)いなどについての気まま日記

メスレー

2014-06-26 16:11:16 | 菜園

完熟して地表に大量にばらまかれた黄熟梅を拾ってはせっせと漬けている頃、下の段ではメスレーが赤く色付き始めました。
たった1本の古木なのに、今年はその量が半端ではありません。
ぶどう状に実をつけた枝先は、その重さで地面に垂れ下がっています。
まさに鈴なりとはこのことか・・・

                  


とにかく樹の負担を軽くしてあげなくては、と連日スーパーの大袋4袋くらいを収穫してるのに一向に減ったようには見えない。
成果が見えないというのは辛い
半端じゃない量をご近所・友人・知人に配り、昨日は菜園近くで見かけた人に貰ってもらう。
二回、三回貰ってもらった人たちもありました。
みんな喜んでくれたのが幸いでした。
めげそうにもなったけれど、それも明日にはやっと終わりとなりそうです。
多分・・・

セミプロの人によると、メスレーってたくさん実るからある年放ったらかしにしていたら枯れたそうです。
・・・せっかく実ってくれたのだもの、恵みに感謝していただかなくてはね。
でも、梅とのダブルパンチでへとへと。
来年は剪定、摘果。




+3

2014-06-18 16:08:18 | Weblog

増税前は、+3%になるなのだから一円玉がたくさんいるようになるね、と単純に思っていた。
ところが、それ以上に高くなっていた。
それに表示がばらばらで、しかも大きく表示してあるのが本体価格なものだから未だに支払いのとき、「!」とショックを受けている。
間違いなく購買意欲は落ちました。
ぶらぶらお店をのぞく回数も減りました。

時計メーカーによる子育て世代のアンケートでも、時間が減るのは一位がショッピング。
次に外食・行楽だとか。
不必要なものは買わない。
これが庶民の実感なのに、増税前の落ち込みは限定的で底堅く推移するのだそうです。
矢継ぎ早に国民感情からかけ離れた政策をどんどん突き進めようとする安倍政権。
一番にやらなきゃいけないのは、集団的自衛権でも外国人労働者でもメイドさんでもカジノでもなく、身を切る改革でしょ。
野党に転げ落ちたとたん、民主党も何にも言わなくなったね。


「傍聞き」で注目していた長岡弘樹さんの「教場」を読んだ。
警察学校で起こるちょっとした事件を巧妙なストーリー展開で読ませる。
交番のおまわりさんになるのも大変なのだ。


どくだみ茶

2014-06-04 09:21:54 | 料理

Sちゃんによると、どくだみ茶でシミが消えるそうだ。
それならば、粉末にして飲んじゃえばもっといいんじゃない
てなわけで、緑茶を粉にした方法で作ってみた。
飲んでみた。


あの独特の香りが初めは苦手だったのが、いつかおいしいお茶になっていたので丸ごとでもまったく問題ありません。
湯飲みに小さじ一杯くらい入れ、お湯を注いでよーく混ぜて最後の粉まで飲み干ほせば。
トイレの回数が増えたような
きっとどくだみの薬効、利尿作用のせい?

今年初のどくだみが干せたのですり鉢で粉末になるかと試したところ、やっぱり無理がある。
ペパーミントは手でもんでもモロモロ崩れるんだけどなあ。
とりあえずブレンドして飲んでみると、どくだみの葉としての食感はあるものの以外においしい。
これは酢の物にふりかけてもいいかも。

花が咲いた頃が一番薬効があるそうです。






政と源

2014-06-01 17:32:37 | 読書

うーん、相変わらず三浦しをんさんは人物描写がうまい。
体温が感じられるっていうか、数ページですとんとその世界に入り込んでしまう。
ちょっとした文章の中にも笑いがあり、そして悲哀がある。
まるで還暦川柳のブラックな笑いのようなのだ。

「男たちはまだ、背後から忍び寄る老勢力に気づいていない」

老勢力とは、やんちゃをしていた昔の仲間からぼこぼこにされた愛弟子のため、話し合い(脅し)に出向いた堀源二郎と有田国政の73歳幼馴染コンビのことだ。
気が合うわけではないのにこんなに長く面合わせているのは、惰性ってやつらしい。

真面目に銀行を勤めあげた国政にしてみれば、好き勝手に生きてきたようにみえるつまみ簪職人の源二郎に若い弟子が出来たのがうらやましくて仕方ない。
仕事一筋、家庭を顧みなかったばっかりに、ある日妻は娘夫婦の家に出かけたまま帰ってこない。
お互いさびしい老後の境遇と思っていたのに、置いていかれた気分なのだった。

政は山崎努、源は禿頭じゃないけど菅原文太かなあ。
「神去りなあなあ」も映画化されたことだし、と勝手にイメージを膨らませてみた。

「政と源」 三浦しをん