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毎日の暮らしの中にある大好きなもの、こと、出合(会)いなどについての気まま日記

らっきょう2

2013-05-28 17:22:26 | 料理

包丁でなく花バサミを使うと根を切りすぎることもなく、座ったまま作業が出来るので便利。
(これは前回の作業で、キッチンバサミを使えばいいのだと
らっきょうの皮むきは時間がかかるので、座って切りながらすると楽なのです。
うーむ、らっきょうの下処理になんらかの秘策があると思っていたけど、皮むきに二度とやらないと挫折してしまう人が多いのねぇ。
やっぱり重労働のらっきょうでした。
が、生で、らっきょう!?
「らっきょう三昧」によると、鹿児島では薄くスライスして酢味噌かけにしたり酢醤油をかけたりして生らっきょうを楽しむんだとか。

菜園で一株引っこ抜き、自家製ポン酢をかけて食べてみました。

          

玉ねぎみたいかと思っていたら意外に刺激が少なく、お酒などあれば何杯でもいけるというのも満更でもありませんね。
今度はうまみと甘味がにじみ出てくる、とあった焼きらっきょうを試してみよう。

今年の春は何もかもが早いので、もしかして梅雨の前に梅の収穫が出来ると思っていたのに、入梅も前倒し・・・

      

              

きれいだったバラも今日の雨で散っちゃったかな。






小夏ピール

2013-05-26 16:22:12 | 料理

なにかと料理熱を刺激することの多かった「チマチマ記」の中に、日向夏ピールを餡の代わりに使うという箇所がありました。
お山の菜園で収穫した八朔や甘夏の皮を無農薬だからと捨てるに捨てられず、せっせと冷蔵庫に皮を集め、いやというほど作ったピール。
少々苦みばしってます
宮崎では日向夏、高知では小夏。
今年も小夏ジャムは作ったけれど、なるほど小夏ピールはいいかも。
で、ためていた小夏の皮で作ってみました。

           

八朔なんかは何度か茹でこぼし一晩水にさらすけど、小夏はそんなに苦くないからと一度軽く茹でこぼし、軽くさらし砂糖を入れて一気に煮詰めて完成。
朝から天日に干し、夕方食べて・・・あら、苦い
グラニュー糖をまぶし翌日さらに干して、なかなかいい感じになりました。

今年初めて開催されたアートイベント「village モノと食と音の土日市」に、二日続けて行って来ました。
それぞれの店の天然酵母パンやケーキなどおいしくいただき、そしてまた刺激になりました。
梅、レーズン、甘夏、苺、フランボワーズの次は酒粕酵母を起こしてみようかな。



らっきょう

2013-05-22 09:10:35 | 菜園

らっきょうの土をごしごし水洗いし、ひげ根の部分をペティーナイフで切り取る。
芽の先端の部分を切り落とす。
薄皮をむく。
ただひたすらもくもくと・・・正味400gほどを拷問のようだと思いながら
これを乗り越えれば、あとは煮立てた甘酢に漬ければ完成。
ちなみに配合は家にあったきょうの料理テキストから。

土つきらっきょう1kgにつき
甘酢 酢カップ3、水カップ3/4、砂糖カップ1、塩小さじ2
ヘタつき赤唐辛子2本
赤唐辛子のヘタを切って入れちゃうとらっきょうが辛くなるんだって。好みだけど。

栗の渋皮煮も大変だけど、他の何よりも疲れました。
なんせ菜園から掘り出したらっきょうは、二年目の(もしかしてそれ以上)花らっきょうと呼ばれる小粒だから作業がさらに大変でした。
隅っこの畝半分ほどを試しに収穫しただけでこのしんどさ。
父が下の段にも上の段にもところかまわず!?移植してるのでまだまだありますが、残り半分を片付ける余力しか残ってないような。

これから果樹では梅に杏、メスレーが色づいてくる
花が咲いて楽しみにしていたズッキーニは結実もなく落下し、晩秋に植えた玉ねぎはエシャロットかというほど小さいのが大半で・・・うーむ。


多崎つくる

2013-05-19 10:12:03 | 読書

あの社会現象とまでなった「1Q84」以来の村上春樹新作と聞けば、熱烈な村上ファンでなくとも興味がかきたてられる。
しかもタイトルが、「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」
内容について一切知らされてなかったので、自分の中では福島原発事故が関係しているのではないかと思っていた。

読み始めたときから感じていたものは、京大で講演をした話の中の「新しい試み」というものだろうか。
灰田の存在、灰田の語る祖父が体験した緑川とのエピソード、ここが一番印象的だ。
緑川による倫理観は、あの地下鉄サリン事件を起こしたエリート達がなぜ狂信的犯罪者に変貌したのかということを思い起こす。
抽象的な生物で表現されるものが不可思議ではあるけれど現実的なものとして表現されているので、マニアではない私としてはいつもより入り込みやすかったのだが、同じくマニアでないY氏は「おもしろいけど、1Q84のほうが面白かった」

さて、熱烈村上ファンの評価は?

「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」 村上 春樹











プクプク

2013-05-14 17:30:57 | 料理

さすが、野生種酵母パワーはすごい!

酵母菌は表面についているので洗わない。
水カップ1と木苺半カップに砂糖を大匙1杯ほど入れる。

          

一日一度は蓋を開け、ぐるぐる。
二日目には

          

元気な酵母がすでにプクプク。
酵母と一緒に木苺もパンに入れて焼きます。
とりあえず冷蔵保存。

「実におもしろい!」
昨夜のガリレオも絶好調。
万年助手、渡辺いっけい氏のスパイスも効いてます。


葉ごぼう

2013-05-13 17:05:20 | 菜園

降雨の後は土がやわらかいので抜きやすくなる、とあったので雨上がりの土曜日再チャレンジに出かけました。
途中からまたぱらぱら降りだした中、シャベルを手に助っ人参上
と・・・なぁんだ。
すでにあの歯の立たなかったごぼうは引き抜ぬかれてました。

       

すらっと長い見慣れている牛蒡と違い、まさに根っこ。
うーん、間違いなく葉ごぼうだ。
しかし見かけに反し刃当たり柔らかく、泥を落としただけで水にもさらさずおいしくいただくことが出来ました。
「チマチマ記」によると、江戸の頃栽培が盛んになり、蒸してすりおろしたごぼうともち米をこねて揚げたごぼう餅として食べるようになったのだとか。
米が庶民には縁遠かった時代、糖質を代表する食べ物で、体内に分解酵素がないためこの糖質の半分くらいは消化されないから、体重が増える心配がないんだって。

残っていた木苺も収穫。

        

これはジャムと野生種の酵母に。





フランボワーズ

2013-05-10 15:46:46 | 菜園

菜園の垣根に自生している木苺が、昨日も手のひらに乗るほど収穫できました。
フランス風に言うと「フランボワーズ」
うーん、このかわいい小さな実がさらに輝きを増すようなこの響き

「あれ、木苺や!」
菜園を下りた道路脇に、真っ赤な実が群生しているではありませんか。
色づいてなかったら、気付くことなく通り過ぎるとこでした。
袋にいっぱいとってもまだある・・・もういいや

          

しかも大きい。
右が我が菜園育ち・・・この違い。
すでに苺ジャムだらけだからとりあえず夕方室内に干したのに、今日は五月に入って初めての雨。

牛蒡はごぼうでも葉ごぼうだということが判明、連休明けあわてて収穫したのは固かった。
ならば下を掘ってみようとしたものの、シャベルもスコップも歯が立たず。
むむむ、15~20センチの短根でも恐るべし牛蒡。

長野まゆみさんの「チマチマ記」続きを読み始めたら、ちょうど宝来家のまかない「かがみ」さんの牛蒡と干し野菜の薀蓄で思わず苦笑。
トレンドはまさにこれなのだ。








ごぼう

2013-05-03 12:21:05 | 菜園

正体不明の苗はすくすく育ち、どうやら瓜系ではなくごぼうみたいだ。
でも、梅の木の下にも似たようなものがにょきにょき出ているのを見て、自信を喪失しておりました。
が「野菜づくりの教科書」に、食用するのは日本くらいで外国では雑草にすぎません。とあったので、ごぼうで間違いないと確信いたしました。
昨年は植えてないと母が言ってたけれど、眠っていた種がまさに雑草のごとく芽を出し、草と仲良し自然農で「?」

       

ここまで立派に成長しました。

畝から外れたところで成長を続けるこのごぼう、短い品種だけどうまく掘り出せるかが問題だ。
早くも小梅も色づき始めていて、のんびりムードが様変わりした菜園は大忙し


干し苺

2013-05-02 08:43:28 | 料理

果物も天日に干すと、甘味が濃縮されておいしくなる。
苦味のあるみかんの皮だってそのまま食べられる。
へー、そうなんだ。
鳥に残しておいたポンカンを輪切りにして半日ほど干したのを食べてみると、濃縮された甘味の果肉(これはいい)に反し皮はやっぱり苦かった・・・
苦かったのでそのまま忘れていたのを先日食べたら、それほどでもなくなっていた。

苺は縦半分に切って半日ほど天日に干すと、適度に水分が抜けたセミドライになる。
これに蜂蜜を混ぜれば苺ジャムに。
ほぉ、なるほど。
余った苺を青空の下で干し、うーん、きび糖でもいいやと木のバターナイフでセミドライ苺とぐしゃぐしゃ。

          

火を通してないから粒もフレッシュな太陽任せのエコな苺ジャムの完成。
これ、おすすめです