お気に入り

毎日の暮らしの中にある大好きなもの、こと、出合(会)いなどについての気まま日記

雪まんま

2014-11-27 09:27:35 | 読書

臨時だけど先生になる夢を抱いていた主人公ゆきがおじいちゃんの田んぼを受け継ぐ決心をしたのは、卒業式当日に起きたあの大震災だった。

あの惨状を目の当たりにして、大半の人がこれからの生き方について考えさせられたと思う。
分岐点に立ち、目の前の整備されたまっすぐな道を進むのか、でこぼこで曲がりくねっているけど土の感触を踏みしめて進むのか。
しかし今では3.11は日本が立ち止まるいい機会だった、改めてそういわれなければいけないくらい何事もなかったかのような扱いだ。

神話によると、天照大神が地上に降り立つ孫に一束の稲穂を「日本を豊葦原の瑞穂の国にしなさい」と手渡したことが稲作の始まりとある。
稲が豊かに実り、国民が平和に暮らす国。
米は連作しても土地をやせさせないのだ。

「世の中にはいろんな考えを持った人がいるべ。
 能率的に米がとれるのがいいという人もいる。
 そればかりじゃない人もいる。みんな違うのさ。
 んだからよ。全部一緒にしないで欲しいんだ。
 俺みたいな農家も、生きられる世の中になってくれればいいなぁ」

ゆきのおじいちゃんの言葉は、今おかれている米農家の現状を語っていて心にずんとくる。

コシヒカリから始まった今年の新米は今、大野見村の特栽米にこまるです。
特別栽培によるエコロジー活動、応援します。

「雪まんま」 あべ美佳 

 


スペシャルライブ

2014-11-24 15:55:49 | よさこい

「0、5ミリ」を観に行ったとき、主題歌「残照」の寺尾紗穂スペシャルライブのポスターがありました。
寺尾さんについて知りませんでしたが、大貫妙子さんを連想する歌声と曲はキラキラ光る海をバックは印象的でした。

昨夜のコンサートは、土佐らしく日本酒一杯プレゼント!
なくなり次第終了ということなので、いそいそと開場少し前に到着したのですが、準備に時間がかっていて少し遅れての開演となりました。
日中上映のあった城西公園野外ステージ特設劇場でのライブは、スクリーン前に置かれたローランドのピアノとスタンドマイクだけのシンプルなステージです。

小さな会場に響くちょっとハスキーな伸びやかな声と力強いピアノの音は、まさにライブ。
何故かニューヨーカーの映画ワンシーンを思い浮かべた、私とあなたが笑いあうとき・・・魔法のように?
文部省唱歌の「ちょうちょ」も短調になるとこんなにも印象が変わるものなのね。

「桃子さんは犬を飼ってるそうですけど、私は生まれたときから猫を・・・」
サインしてもらった残照のCDを見ていて気がつきましたよ、寺の寸のはねは猫。
シャイな雰囲気の彼女は、東大出身の才媛才女なのでした。
「アジアの汗」に知的な感性を感じたはずです。

ちなみに、もしやと思った一杯の日本酒は浜川酒造の「美丈夫」でした。










イングリッシュマフィン

2014-11-22 08:49:19 | おいしいモノ

朝は大体自家製酵母パンなのですが、時々パスコの超熟食パン10枚きりかイングリッシュマフィンが登場します。
チーズの上に玉ねぎ・ピーマンをのせ、プチトマトかケチャップをかけたピザ風だったり、卵焼きにきゅうりをのせたサンドイッチ風だったり。
だからシンプルなのが一番と思っていたのでしたが。

イングリッシュマフィンに、フルーツグラノーラが加わりました。
これがおいしいの。
洋酒漬けレーズンやミックスフルーツの甘味があるから、半分に割って焼いてシンプルにオリーブオイルをたらすだけ。
毎日これっていうのは飽きるかもしれませんけどね。

今一番のお気に入り。


0、5ミリ

2014-11-18 19:06:14 | よさこい

まだ暑さの残っていた10月24日から始まった野外特設劇場「0、5ミリ」も11月24日まで残りわずか。
これはいけないと、月曜日10時の上映に出かけました。
なんといっても196分の長丁場ですから、冷えてトイレに立つことないようしっかり着込み、ひざ掛けを借りて会場に入るとすでに大勢の観客です。

あることから職場と住居を失い人生崖っぷち状態のヘルパー山岸サワが生活のために決断した行動は、孤独なおじいちゃんの弱みを握り「おしかけヘルパー」となることだ。
最初は困惑、迷惑がっていても、食卓に並ぶサワの料理(これがおいしそう)は心の距離を縮めていくのです。
そういえば、多めに作ったからとおかずがご近所を行き来していた時代がありましたよね。

お、こんな近くで撮影していたのか!

サワ宛てに残した先生の戦争に対する熱い思いのメッセージは、高齢化する体験者の気持ちが痛いほど込められいて、なんか泣けてしまい、これが最後なのだろうと思っていたらまだまだありましたよ、想定外が。
パワフルサワと老人達のやりとりに笑い、老いることに涙し、あっというまの196分でした。
桃子監督がシスコンなんですと話していたサクラの魅力が全開でした。
昔の映画館さながらの雰囲気に、前後ゆったり置かれたイスのすわり心地は快適でした。

なんと!
今朝の新聞に、来客目標が達成されることになったので12月24日まで延長と嬉しい発表がありましたよ。
死ぬまで生きよう、どうせだもん。




源流

2014-11-12 08:15:05 | 

紅葉と笹原、巨岩の風景が雄大で感激したけれど、大瀧登山口から頂上まで4時間とただただ遠かった。
渓谷に下りやっと下山したと思ったら、目前にもうひと山が・・・
薄暮の中を駆け足で越えた、そんな記憶が残っている手箱山でした。

先日天気があまり良くないのに決行したガムシャラ隊、氷室番所跡までも到達できずあえなく断念。
ということで名野川コースを調べてみると、ひと山越えで30分ほど短縮できるようです。
で、昨日視察に出かけました。

               

大瀧登山口、吊橋から見る紅葉はすでに終わっていたけれど、吉野川源流の空を映す水の色といったら

               

        

「ここは熊がいないからいいね」
と、すぐ先の白猪谷オートキャンプ場柱に!

        

わお!
独り言を聞いてたような貼り紙だ

大瀧から約5分ほどで名野川登山口に到着。
沢の石を飛び越え、苔むしてすべりそうな丸太橋を注意深く渡り

        

しばらく登りが続くようなので、お腹もすいたし今日の視察はここまで。
石鎚土小屋コースではこの素晴らしさは味わえません。大変だけど。


渋皮つきマロングラッセ

2014-11-10 08:48:56 | 料理

渋皮煮で大変なのはタンニンと筋をとることだけど、そのかわり煮崩れることがありません。
今年の栗の収穫は去年に比べて少なかったので、以前ほとんどが煮崩れてしまったマロングラッセを渋皮つきで作ってみた。
重曹を入れ三度、水につけ置き後再度茹でこぼしたりでやっと薄いワイン色になったところで、砂糖を加える。
しばらく煮て一晩冷ます。
これを数日繰り返し

          

出来上がったのは、中まで砂糖が浸透して食感もっちりねっとり。
まさにマロングラッセ・・・だ
渋皮がはげちゃったのは栗ご飯にして、今年はすべて渋皮つきマロングラッセに。
今日で二日目、最後の栗は煮崩れを心配しなくていいのでしっかり煮詰め、乾燥させて本格的なマロングラッセにしてみようと思ってますが、はたして?


白髪山

2014-11-08 09:28:18 | 

晴れの予報だけど朝方は雲が多く物部の山はどうかなあ、とおもいつつ9時前出発、白髪山へ。
高知には、本山にも白髪山があります。
すでに登山に出発した後の駐車場で早めの昼食は、フードコンテナ弁当とジェットボイルの瞬時に沸く湯でミニカップそば。
この時期にしか買えないもみじ茶屋のとってもおいしい田舎寿司は、リュウキュウ寿司しか入らない・・・

      

     

熊注意、鹿猟に注意!

最高の青空が迎えてくれた山頂。

     

時間もお腹も余裕があるので、このまま剣・三嶺白髪分岐まで足を伸ばします。
・・・見るも無残な鹿の食害被害。
花芽をつけたコメツツジの枝が散乱しています。

     

目前の山があこがれの三嶺。

     

     

帰りは初めての大栃経由。
三嶺光石登山口には、11月16日(日)日の出から日没まで銃猟を実施するので入山禁止とありました。




矢筈山

2014-11-05 20:23:48 | 

昨夜の予報では曇りといっていたので無理かな、と思っていたら今朝は晴れのち曇りになった。
青空も広がってきたので、矢筈峠(別名アリラン峠)に行くぞぉ。

香北アンパンマンミュージアム前、韮生の里を出たのが10時6分。
橋を渡り大栃永瀬ダムを左、49号線を1時間半ほど登っていくと登り口駐車場に到着しました。(途中通行止め箇所がありますが迂回路あり)

すでに3台の車、1台は石川県ナンバーだ。
荷物を軽くしようとここで早めの腹ごしらえをしていると、下山してきました。
ゆっくり登って1時間20分ほどとのこと。
北海道では雪に降られ、東北の紅葉は今年はあまりきれいじゃなかったそうです。

        

12時5分、では矢筈山へ出発。

    

              

さっきガスが通過したところ、とこれから下山の方たちが教えてくれました。
下でぱらっときたときかも。
だいたい1時間10分ほどで到着です。

              

危ないと言われ、ちょい引き気味なのは

     

のんびり写真を撮っていれば、ほらほらと言われる苦手な下山。

鹿の求愛の声がこだまするここ矢筈山では、熊が目撃されているのです。
タイミングよく夕方のラジオで最近出没する熊の話をしてましたけど、遭遇して大きな声を出すと熊もパニックになって力のある手(足)ではたいてくるんだって。
冬眠前にしっかり栄養を摂らないといけないのに、今年はどんぐりなどが少ない裏年みたいで、熊も大変なのですよ。

     

体長1メートルちょっとと小柄でかわいい熊さんだけど・・・出会うと

暑くも寒くもなく、途中の紅葉の始まった笹渓谷は美しく、眺望の良い素敵な山でした。

 


ウッドストーブ

2014-11-02 10:02:53 | Weblog

思考が似ていると同じものに目が留まるらしく、探しといてと頼まれたシエラストーブ。
電池式ファンでハイとローの火力調節が出来る、510グラムの携帯薪ストーブです。
これを注文するはずが・・・・
なになに、究極のストーブ?
VARGOヘキサゴンウッドストーブ?

とにかくプレビューの数がすごかった!
小枝はもちろん、アルコールストーブに固形燃料も使え、チタンだから軽いということなし。
で、ポチ。
いつの間にやらシエラストーブが勝手にヘキサゴンウッドストーブに変更となったのでした。

コーヒーカップ二杯の水が、アルコールストーブで6分ほどで沸騰しました
アルコールストーブのジェットボイル化と評されてるカルデラコーンに似た効果だろうか。

         

こんな日が来るとはねえ。
まずくてお蔵入りしていたパーコレーターでたてたコーヒーが、おいしかった。


         

         

ほこほこの焼き芋にも感動、感激

これは使えます。

昨日早朝ラジオニュースで聞いたフランス原発上空で確認された無人機のこと、以降報道されなかったみたいに思い検索したら、朝日ネットに出ていた。
イスラム原理主義やら、世界は危なくなってるんじゃないのかな。