お気に入り

毎日の暮らしの中にある大好きなもの、こと、出合(会)いなどについての気まま日記

小さな駅

2011-11-30 09:57:15 | よさこい

まだ桜が咲いてないころ、このあと未曾有の災害が起こることも予想だにしていなかったころ、スイッチバックの駅の新改駅に行ったときのイメージから詩が生まれました。
それからそんなことも忘れていた先日、「CDが完成した。聞いてみて!」と勇んでY氏が持ってきた。
本当に依頼してたのか・・・聞いてみると、これがなかなかいいんです。
気に入ってドライブするたび聞き入っている(練習してる)、「山の上の小さな駅」は土佐山田駅の次の無人駅。
多くの鉄道ファンに愛されている駅。

またあの白い犬に会いに行かなくちゃ。

山の上の小さな駅

 


いのち

2011-11-26 17:15:16 | Weblog

「小学校の掲示板に貼り出されている子供の詩はうまい。
きっと作文塾とかで習ってるんだよ。」
「先生の指導が入ってるんじゃないの?」
「いや、あれは子供の感性や。」

大人のエッセー講座はあっても子供のなんて・・・都会ではあるかもしれないけど。
ちょうど前を通りかかったので、これのことかと読んでみた。

「おちば」
おちばをことりにして そらへとばしたのは・・・
いやだなあ。
落ち葉を見て小鳥にイメージを膨らますなんて、それに左千夫さんなんて、いまどきの子供の名前とは思えない。
帰ってから調べてみよう。

えーと、三越左千夫 おちばで検索。
ふーむ、どうやら小学校の教材になっているようで指導手順などが出てきました。
生涯、詩人・童謡作家として生きられたという三越さんの詩は、金子みすずさん同様、平易な言葉だけなのに心の奥深くに響きますね

いのち -りすとくり-

おちばの うえの/くりを ひろって/りすは しあわせ

りすの しらない/おちばの したの/くりは しあわせ

たべなければ/いきられない/たべられたら/いきられない

りすです/くりです/いのちです


初冠雪

2011-11-22 14:22:59 | 

山の本によれば先日の登山口は丸石、そして昔は剣トンネル近くの茶屋ならぬ奥槍戸山の家からだったということがわかりました。
その時、石鎚山からすれば剣山の山頂に登頂したという感動(禿山という感想)がなかったものだから、もう来ることもないだろうと思っていたのに・・・

安徳天皇が剣を埋めたとする大剣岩を見るために、今度は京柱峠越え見ノ越ルートで再び剣山へ出発。
京柱峠でちらついていた雪。
はるか向こうに見えていた白い山はやはり剣山でした。
下の剣神社から登るのは断念して、初リフト。
「寒い!」
かじかんだ手で後ろを・・・おっ、お互い撮ってますね。

       

15分揺られて西島到着。楽したけどここからは登ります。

       
       

下山中の人によると初雪だそうで、まさかの雪山登山となりました。

     

帰りに寄りましょ。とにかく上を目指す。
ヒュッテの温度計は

       

わーお、日中-6℃なんて経験したことないよ

     

強風吹き荒れる山頂は-10℃、それ以上!?
寒いというより痛い。


  
  

瞬間的に見えた次郎笈。たった三日で様変わり。
トラバースして、あのおいしかった水(若返りの水というらしい)を汲みにいこうと思っていたのに。

  
   

どっちが大剣岩だ?

   

こちらのようです。

      

この下の日本百名水「御神水」のところでお昼を食べていたら、ぱらぱらと小石が落ちてきた。
しばらくすると、今度は石に蹄がのったような音がした。
・・・小さな鳥が十数羽飛び立ったので、それのせいだったのかと思い直す。
ガラゴロ、ゴロ。
30センチほどの石が落ちてきた
「何かいるよぉ!ここ危ない!!とにかく上がろうよ!!!」
目の前の水汲むのもやめようと思ったくらいあせっているのに、うん、といいながら続きを食べていた君はえらい。

落石注意の看板のあるところだったけど、この山の生き物にとっての水飲み場だったのだろう。
ここにも大きな糞と鹿の糞。
鹿の食害なんて言っちゃいけないよね。
人間が荒らす山の被害のほうが甚大なんだから。







茶畑プリン

2011-11-19 10:17:05 | おいしいモノ

仁淀川沿いの城跡を探して橋を渡り長い長いトンネルを抜けると、そこは池川町でした。
商店街の表示が出ていたので、あの噂のほうじ茶プリンがここで見つかるかも。
見かけた人に尋ねると、ガソリンスタンドの向かいを下がった白い小さな店を教えてくれました

町の下を流れる川がきれいなので、近くの公園でランチタイム。
デザートはもちろん

      

上のゼリーを口にするとほうじ茶の香りがします。
ほんのり甘い上品な味でした。
四百年以上の歴史を誇る香り豊かなお茶から新しい商品が生まれ、評価されたということはとってもうれしいことです。

    
    

この23日に池川神楽のある神社を参拝して、今度は柳野方面への橋を渡って帰る途中、探していた法巌城跡の標識を見つけました。

今度あらためて来よう





剣山

2011-11-18 09:43:43 | 

9時前に出発したので、紅葉が楽しめたらいいやと剣山への道がどこだったのか下見のつもりで別府峡から四つ足トンネルを抜ける。
十数年前、朝6時出発で剣山登頂したのだが、ここからの記憶がさっぱりだ。
表示板には「高の瀬峡・剣山スーパー林道14キロ」とあるのでこの道を走ることにする。
が、この道2t車以上通行禁止。
途中から未舗装のガタガタ悪路で、横滑りするは、至る所に慰霊碑はあるは、その数30はくだらなかったように思う。
この前の豪雨でもかなり傷んだのだろう、ガタゴト50分ほど走ったところに車発見。
ここに見覚えないけど登山口があり、1時間半ほどで剣山までいけるんだったらと・・・でも熊に注意の看板

           

登山道に鹿の糞やらそれらしき大きな糞が落ちていたから、ここまで出没しているのかもしれない。
少々暑くてバテバテ、手前の次郎笈山頂着。

              

時間に余裕がないけれどまた来れるかわからないので、荷物をおいてY氏初めての別名太郎笈こと剣山単独登頂。
豆粒にしか見えないけど急いでます。

      

             

太陽はうす雲に覆われ、「キャオー、キョオー!!!」と大きな鳴き声が尾根に響き渡る・・・熊か。

              

              

樹木少なく、笹も30センチほどしか成長していないということはかなり自然環境が厳しいのだろう。
スーパー林道下ったところに茶屋らしきところあり、その横に登山道。
ここから登ったみたいですが、ここには熊に注意ならぬ出没の看板が。

紅葉の見事な峡谷を2時間ほど延々走り、やっと高知方面の標識があったと思ったら・・・この先まだ104キロ

それにしても民家は点在しているのにこの暗さ、漂う寂寥感。
原因は、県境越えたところから光る道路両側・トンネルの中の反射板、これがないせいだったみたいです。
帰路はとほほの4時間もかかるコースとなってしまいました。

           

手付かずのように見える渓谷、にくぶち滝、温泉へも再び訪れてみたいけど、これだけ遠いと・・・ね。







 

 


土佐二の宮

2011-11-15 17:11:19 | よさこい

前々から見たいと思っていた、古墳時代から伝えられてきた国宝「金銅荘環頭大刀」
年に一度の一般公開日が平日の今日だったので、日高村の土佐二の宮「小村神社」へ。
参道が長いほど結界が強いのです。
夜行性の鬼が、このしめ縄の垂れ下がった房の一本一本を数えている間に朝になるというわけ。
それぞれのいわれに納得。

       
       

当然のことながら、本日公開されているものは撮影禁止。
「金銅荘環頭大刀」は、聖徳太子が腰にさしているあれです。
御神体として大切に祀られていたのですが、戦争が終わって進駐軍から神刀差し出しのお達しが。
しかし剣は鞘から抜けず(神通力だったのか)、床にたたきつけられ調べる値打ちもないと返されたのでした。
そのとき刃こぼれした先はなくなったものの、磨きなおされた刃は長い年月を経たものとは思えません。
裏には竜神が彫られているそうで、神社にとって何が一番怖いのかといえば・・・火事。
だから水神の竜なのですね。

       
       

神社は耐震性に優れていて、度重なる大地震にも耐え今に伝えられている。
それを思うと、今の時代って後世に何が残せるのでしょうね。
・・・放射性物質を撒き散らす核のごみですか。

       

            
            
左のモコモコ緑濃い葉をつけたご神木。
樹齢千年のぼたん杉の葉が落ちてきたら幸せになる!?
参拝者が話してましたが、清掃されていて落ちた葉すら見つけられなかった。
このあと、平家の落人の里越知町横倉山「杉原神社」へ。




本山一揆の岩屋

2011-11-14 18:31:18 | よさこい

当選すると自信をもって応募した特別栽培米「天空の郷」でしたが、どうやら外れたようです。
もう並んでいるだろうと出かけた本山さくら市でめでたく購入して、ここから北にある本山一揆の岩屋を目指しました。
道路に表示は出ていたものの、山道に何の表示もなく・・・
「滝山」・・・やっぱりここだろうと徒歩で探索に行ったY氏から、20分ほどたったころ「見つけたぞ」と連絡が。
うーん、車で登れるようだけど普通の車はちょっときついかも。

杉の大木のそばに山の神 富光様。

           

上に小さな祠があったのでお参りして

             

この横にある登山口から登り始めたものの、道というか枝打ちした後というか。
黒いころころは鹿の糞?
先に行ったY氏から「道がわからんなった」の連絡を受け・・・でも声が近いぞ。
おーい、この下だよお。
三番目の滝の上にいたのを見つける。

          

             

水が少ないからいいけど、ここを渡るのですか。
おっと危ない、すべるぞ!

               

とげのある草は茂ってるし、もう大変って感じでやっと庄屋の高石左馬之助が立てこもった岩屋に着いたのでした。

              

見晴台に向かってた私も道を見失い、Y氏も迷い谷でコケ・・・日の暮れかかった山をやっとの思いで下山。
想定外
山之内家の厳しい年貢取立てに一揆を起こし立てこもった山は、かなり大変でした。

TPP とってもペテンなパートナーシップ、と詩人のアーサーさんがこの前ラジオで言ってましたが、結局アメリカの言いなりになるしか脳のない、とってもペテンなパー内閣+官僚。
天下りと私腹肥やすことしかできないのか











愛宕神社

2011-11-11 16:19:07 | よさこい

「よろずのことに気をつけよ」は、第56回江戸川乱歩賞受賞作です。
今まさに読んでいる最中なのですが、呪術符をめぐって「いざなぎ流祈祷司」が出てくる予感はあったものの、「愛宕神社」まで出てくるとは思ってもみなかった。
京都の霊場愛宕山に出入りしていた修験者が全国に広めた分社なのだろう、同じく愛宕山にあります。
さっそく調査隊出動。

        

今では体に悪い、といわれているうさぎ跳びの練習に通った石段・・・数えてみると200段ほど。

西へ向いては雨の宮・・・確かに水の神が祭られてました。
ここを裏手に進むと、よろずではイザナギを祭る熊野社になってましたけど、イザナミを祭る天熊社がありました。
これだ、ブログで見たのはこの巨石!

             

これについての説明はないし・・・興味を覚えて見に行こうと思ったことって何だったかなあ。

帰宅後「南国土佐に来てみいや」のバックナンバーを調べてみると、なかなか興味深いものでした。
これは古墳らしい。

                


この鳥居の寄進者に、あの「天災は忘れたころにやってくる」の寺田虎彦氏の名前があるらしい。

どうやら砂倉真由と文化人類学者仲澤も四国にやってくるようだ。
ますます面白くなる「よろずのこと気をつけよ」


 


全面通行止め

2011-11-09 17:02:21 | 

ひょんなことから別府峡奥の白髪峠からから三嶺へいける道があることを知り、そして今まで別府峡温泉周辺が紅葉の名所だと思っていたら、そこから先がまだあることを知りました。
・・・・
どうりで温泉を過ぎていく車をたびたび見かけたはずです。
ずっと高ノ瀬峡や剣山方面に行くのだと思ってました。

紅葉にはあと一週間ほどかかるらしいけど、曇り空ながらも夜までもちそうなので、どっちみち今回は白髪分岐点までが目標なので、とにかく白髪山まで行ってみることに。
5時過ぎ起床、おむすび握って、この前買ったスノーピークの軽量バーナー地とTREK900をリュックに入れて、もしかして山頂使い初めなるか。
一時間ちょっとで別府峡分岐に到着。
ここがよくいう紅葉の名所の別府峡、滝やら釜やら見所満載です。
さてさて駐車場に車を止め、リュックしょって準備万端。
案内板のそばに立て看板が。
えーと、な・なんと門谷峡先から山が崩れて「全面通行止め」・・・ですって

そこまで山道を3キロ弱歩いて散策、途中にある赤釜。
なんで赤釜って言うんだろう?

        

上のほうに2メートルほどの風穴?雄大な屏風岩。

                

                

もみじ茶屋の人に尋ねると、工事は3月頃までかかるとのことだった。
西熊渓谷からは登れるそうですが、ここの林道はとっても狭い。
うーむ、仕方ない。
白髪分岐直接コースもあることがわかったし、春にチャレンジすることにしよう






シロップ煮

2011-11-02 16:12:43 | 料理

電子レンジで作るシロップ煮・・・これだとマロングラッセ風も簡単にできるかもしれないな。
一年ぶりの登場「くりくり坊主」で栗の皮をむき、2度ほど湯でこぼして渋抜き。
耐熱容器に栗、水、砂糖・・・蜂蜜、みりんも入れちゃいましょうか。
これをレンジで10分ほど加熱して混ぜ合わせ、さらに加熱したら・・・
マロングラッセ風栗ができる予定だったのが、湯でこぼしのときから割れてしまった栗がさらに悲惨なことになってしまった。
濃縮された甘みにくずくずになった栗は、それはそれでおいしかったのですが

で、渋皮付きだったら大丈夫なのではなかろうか?と再チャレンジしたのが

         

確かに原形はとどめてますが、二度目は適当が良くなかった。
レンジ加熱も短くしたし、あとで砂糖をまぶすからと甘みを控えたのも失敗でした。
もっと濃厚に仕上げなくては。

輪切りの芋をさっとゆで、同様にシロップと共にレンジにかけ、グラニュー糖をまぶし乾燥と、お芋のシロップ煮はさらに簡単。
レシピの生姜は省いたけれど、甘くておいしい。

自転車レースのことなんてほとんど知らないけれど、やっぱり引き込まれる面白さの「サヴァイブ」でした。
気分は石尾か伊庭ちゃんか。
抜けっぱなしのKHSとTOKYOBIKEに空気を入れる。