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毎日の暮らしの中にある大好きなもの、こと、出合(会)いなどについての気まま日記

ホキ美術展

2021-04-03 16:25:42 | 

前日ニュースで取り上げていたから混んでいるかも、でもこの先コロナの状況によっては入場制限があるらしい。
というので、予定通り高知県立美術館で先週土曜日から開催されている「ホキ美術館 名品展」を観に行きました。

画集で見てもリアルさに驚かされるのに、実物の凄さに圧倒される。
森本草介さんの薄くピンクがかったバックに数輪の牡丹の花。
うむむむ、これを見ると高額でも手に入れたいと思う人の気持ちがよく分かります。

イラストレーター全盛の頃スーパーリアリズムが注目されていたけれど、美術作品にはならなかった。

「写真のようなと表現されたりしますが、レースのカーテン越しの光さす部屋でまどろむ女性は写真だと暗くなります」
目で見えるものを絵にしているというような説明をされていましたが、この表現よく分かるなあ。
見てる感動を写真に撮って、いつもがっかりだもの。

撮影OKの小木曾誠さん「森へ還る」

    

GDばたけの私も、久々に絵を描いてみたい気持ちになった美術展でした。
はがきサイズで昆虫描いてみようか。

四国初、ホキ美術館名品展は5月9日までです。



個展

2015-03-07 15:12:20 | 

図書館においてあった個展案内はがきの絵は、色彩とタッチが印象的でした。

春眠暁を覚えずなんだろうか、近頃なんかすっきり目覚めてない感じだ。
「そんなに遠くないから行ってみようよ」
最初は乗り気でなかったけれど、話しているうち徐々に活動モードになってきた。
「・・・行ってみようか」
で、物部美術館へ土方佐代香さんの個展を観に行ってました。

タワーから東京の街を見下ろした [ Top view ]


       

[ on the way ]

案内はがきで使われてましたけど、当たり前だけどやっぱり実物は違いますね。

          

油彩だけれど水彩画のような透明感を感じた、暖色と寒色で描かれた作品は、デザイン畑の私好みでした。

新しい刺激に脳も体もしゃっきり!

3月22日まで開催しています。

 


ミレー展

2014-02-25 16:26:04 | 

会期の初めのほうが人も少なくゆっくり鑑賞できるよ、ということで、先日ボストン美術館蔵のミレー展に出かけてました。
何故か今回も西日本初なのです。
しょっぱなミレー自画像の、まるで生きているかのような眼光に見入ってしまいました。
むむむ、平面なのに頬が盛り上がって見えてくる。
デッサン力はさすが。
当たり前だけど・・・

それなのに、「そばの収穫」だったかな?では女性の肩幅が極端に狭いわりに手がすごく大きい。
逆にあの有名な「種をまく人」は、男性の肩は大きく力強い。
いかにデフォルメして描かれているのかを実感する。
デッサン力あってのデフォルメ。
やはり実物を見なくちゃ本当の素晴らしさは分からないんですね。
コローやルソーなど多数の作品も展示されていて、高知県立美術館で4月6日まで開催中。

Mちゃんから、当時の庶民が飲んでいた麦コーヒー(再現)をもらいました。

         

成分は焙煎麦とコーヒー。
麦芽飲料ミロみたいなものかな、と飲んでみると
・・・濃く煮出した麦茶、のようでした。

二月はソチで終わっちゃったって感じですが、フィギュアスケートエキシビションの演出も素晴らしかった。
セクシー度ナンバー1はやはり高橋君、衣装はコストナーさん。
フリーの黒も良かったけど、目の覚める青の下はベージュだなんて・・・ドキ





リヒテンシュタイン展

2013-02-14 09:25:12 | 

幸福度70%、日本のブータンとなった高知県
なんの裏打ちもないのに将来に明るい展望を持っていると笑われようと、当然ながら70%の中の一人の私は考えた。
うーむ、不満があるとすれば・・・・しいていえば都会で開催される世界的文化イベントが身近にないというところかな。

華麗なる公爵家の秘法 「リヒテンシュタイン展」を見てきました。
ウィーン郊外の夏の離宮で現在予約制公開されている一部の作品が日本に初上陸。
歴史ある絵画に圧倒され、バロック・サロンの家具や工芸品・彫刻・タペストリーの緻密さに魅入り。
おー、シノワズリーなマイセンのティーポットだ!
これぞ本物、アンティーク銀器の逸品!
ラファエロの「男の肖像」なんて、顔が近づかんばかりに見ててもとがめられることもないんだからすごい
しかも、選りすぐられた作品の初公開が東京・京都、そして高知だというのですからすごい

誰のご尽力なのか知らないけれど、やっと捻出した不満は・・・やっぱり、あのお店に張ってあった「高知にないのはお金だけ」
うーん、名言だ。
これも中央が経済発展だ、強い日本だ、TPPだ、安全確認できた(出来るわけないだろう)原発再稼動だ、世界一安全な原発の新設(なに馬鹿なこと言ってんだ)などの欲深いレベルではない。
同時開催されていた高知出身カメラマンの追悼写真展で、鼻をたらしこびりついた子供の顔が真の豊かさを物語ってました。

「リヒテンシュタイン展」は、高知県立美術館で3月7日まで会期中無休で開催。


不安定

2012-09-12 07:46:00 | 

雨が一滴も降らない日はないという、天候不安定な日々がずっと続いてます。
日本がどんどんおかしくなっていく。
これは進むべき道が間違っている、国民の大半はとっくに気が付いて違う道を歩もうとしています。
それなのに
国際競争力の低下、領土問題、防衛、なにをとっても不安定要素山積なのに、あいも変わらず利権争いに奔走する政治屋達のドタバタ劇。
津波で街が失われようと原発が吹っ飛ぼうと、ずっとそのまんまの一年半
ドラマで「吉田茂」を見始めたから、なおさら情けなくなる。

少しは過ごしやすくなってきたので、新聞に出ていた水芙蓉の道を描いてみようかという気にもなりまして。
湿度が高いながらも、どうこういっても秋モードに入っているのでしょうか。

              

昨夜も雨の降った今朝は、いつもより空気が軽く感じた。
9時前で室温26.8度、肌がさらっとしている。
盗人中国、それを大きく報道する日本のマスコミもうっとおしい。









花の詩画展

2012-03-08 16:28:11 | 

「やさしさと生きる喜びに出会える春」
星野富弘 花の詩画展に行ってきました。
口に筆をくわえて作画している絵のことはかなり前から知ってはいましたが、原画を見るのは初めてです。
脊椎を損傷し手足の自由を奪われたのは24歳のとき。
自暴自棄になるのを救ってくれたのは三浦綾子さんの「塩狩峠」だったそうです。
推理小説一辺倒だった私が、何がきっかけだったのか高校のときに読んで衝撃と感銘を受けた本でした。

当初書けたのは黒い点、それからアという形になり・・・
どんな逆境においても努力すれば報われるのだと改めて思わされます。
目を近づけて食い入るように見ては、「すごい」のため息。
バックを塗った桜の絵に白い文字をのせるのなんてかなり大変だと思うのですが。
これがくわえた筆で描かれた(書かれた)とはとても思えません。
レイアウトが秀逸で、こんな味のある文字を書きたいものです。
五体満足なんだからもっと努力しろよ、努力が足りないよの声が聞えてきそうです。
故郷の群馬県勢多郡東村(現みどり市)の自然の素晴らしさ。
今は廃校になったという木造の校舎、春花盛りの駅舎・・・日本の自然は本当に美しい。
観覧料500円で、とても贅沢な時間を過ごすことが出来ました

「失ったものが大きいほど与えられるものは大きい」
もうすぐ一年がたつ大震災について、こんな風な言葉がありました。

お城の下の高知県立文学館で3月31日まで開催中(会期中休館日なし)です。



 

 


Face

2012-02-27 14:49:46 | 

「北欧の編み込み小もの」のモデルの子がかわいいので、久しぶりにスケッチする。
顔は目はもちろんのこと、鼻が難しい。
何度か書き直し・・・まあ、こんなものか。
あとは塗りで仕上げることにして。
色白の肌にほんのりピンク色ですから、これはウインザーニュートンのパーマネントローズの出番です。

           

だんだん顔が出来上がっていくのは楽しいものです。
ふっくら幼い顔になったとは思っていたけれど、こうして並べてみると・・・ほっぺがありすぎでした

           

右が近いかな。

鶯の鳴いた日は気温が22.3度まで上昇して、しばらく暖かい日が続いたのですが、今朝は寒かった。
でも日中の日差しは春。

 





 


白玉団子

2011-08-08 06:43:10 | 

夏にあんこ、これが以外に頭をすっきりさせてくれる。
豆製品は夏バテにいいらしいから、砂糖の入った小豆はボーっとした頭に効くんだなあ。
で、この夏初めての白玉団子を作った。
水のかわりの絹ごし豆腐に白玉粉を入れて、耳たぶの柔らかさに練り練り。
丸めて真ん中を少しへこまし、お湯にポチャン。
ぷかっと浮かんできたら取り出し、水でぬめりをとって小豆をのせて完成。
作るの簡単、食べるのおいしい。
でも、描くのは・・・
デッサン狂って描いては消し、描いては消し

今回使ったのはW&Nの水彩絵の具。
ビリジャンはそのまま使うとそこだけ浮いてしまう。
混色は多くて3色までにしないと、濁っちゃいますからね。

          

ふーむ。
白玉団子に見えるかな?

よっちょれよぉ!
いよいよ土佐の暑い夏 「第58回よさこい祭り」が明日の前夜祭から始まるぜよ


 

 


水彩色鉛筆

2011-07-25 07:37:40 | 

興味があるものの、一度はまっいいかと頭の片隅に追いやったのでしたが・・・再燃。
結局いつものパターンで、物欲に負けてしまいました。
水彩色鉛筆 STAEDTLER Karat aquarell。
ファーバーカステルのアルブレトデューラーは高いので、同じく軟質タイプのステッドラーカラトアクェレルにしたのでした。
たくさん色があると楽しいけれど、24色をベースに買い足すのが賢い買い方を守って

          

手に入れたら、これもいつものパターンで少々ねかし
やっとこ、一枝いただいた香りかぐわしき鹿の子ゆりを描いてみました。
普通の色鉛筆と違ってやわらかいのでちょっと勝手が違うぞ。
水を含むと溶けるってことは、花の模様を描いてしまうと混色されてしまうってことだな。
乾かしてからあとで描き加えることにしよう。
湿らせた筆でなぞると
わーお! す、すごい!!衝撃的なこの感じ
まさしく水彩絵の具でした。

                 

色を重ねて筆でなぞれば混色できるし、これはなかなか面白い画材です。

四国電力は2社の企業から電気を購入することにしたので、8%の余剰を確保。
顧客に節電を強いるのではなく、こうして企業努力するのが当たり前です。
電電公社がNTTになったように、電力の自由化もそう遠くないでしょうね。





W&N

2011-07-06 07:53:06 | 

誰の本を見ても登場するイギリスウィンザー&ニュートンの水彩絵の具。
もちろんとっくに入手
プロじゃないから安価版、コットマン・ハーフバン12色スケッチャーズポケットボックスですけどね。

      

「いろいろなメーカーの絵の具を試すのが私の趣味。それぞれの特長を知るのはとてもおもしろいことです」と、青木美和さんも水彩画「色の覚え書き」に書いてます。
さて、どう違うのか?
やっと使用となりました。

発色がきれいで透明感があり、絵の具の伸びもいいです。
バラを描いた時、ホルベインのコンポプロにはきれいなピンクがなかったのでW&Nパーマネントローズを追加したのですが、アリザンクリムソンを薄く塗ることで代用できたなぁ。
透明といっても色によっては半透明、半不透明、不透明だったりと4段階あります。
グラニュレーション(G)といって粒状化しやすい色もあって、濃く塗りすぎたので水で薄めようとしたら白くはげちゃったのはこれらしい。
気をつけよう、ウルトラマリン。
ポスターカラーでもビリジャンとか、ムラになる難しい色でした。
さて、道具はあれこれ揃ったので、あとは上達あるのみ

国内では危機感のまったく感じられない原発事故ですが、世界の目はごまかせない。
レベル8の評価が史上最悪レベルに引き上げられるらしい。