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毎日の暮らしの中にある大好きなもの、こと、出合(会)いなどについての気まま日記

血統

2010-11-30 13:56:02 | 読書
血統とは何か。
ある血統が他と違うのはどういうことか。
それは次代へと受け継がれるのが当たり前なのか。

日本画の大家の家に生まれながらもペットの肖像画家を生業にしている一雅は、純白のダルメシアンを作った森宮と出会う。
彼はまだ犬種名もない白い犬繁殖への出資を求めるのだが、交換に増やし方を教えることを求めた。
一雅にとってそれを知ることは、自分自身を知ることなのだ。

先天性白皮症、メラニンのない遺伝性疾患は白い寅や蛇、トカゲなどたまに見かけることもある。
飼鳥の十姉妹にも真っ白が生まれたことがあり、名前は当然「しろちゃん」

犬ほど多品種に分かれている動物はいない。
そういわれてみると確かに、ダックスフンド・プードル・ミニピン・ポメラニアン・コーギー・・・体格も気質も違っている。
愛玩犬の歴史は造化の歴史・・・これがとんでもない話に展開していく。
一時期CMにも登場したティーカッププードル、外国から輸入され捨てられ野生化したペット、いろんな問題を内包した小説で、天才シリーズと又違ったおもしろさだった。

「血統」 門井 慶喜



カフェ

2010-11-28 09:08:51 | よさこい

定福寺の帰り、国道沿いで見かけたお店・・・定休日だったようだけど「大田口カフェ」とあった。
あー、ここだったのか。
再び、先週よりさらに紅葉の深まった大豊を訪れた。

アウトドア好きの二人が県外から移住して始めたカフェは、下に吉野川が流れるロケーションのいい場所にあります。

      



屋根から突き出した煙突から煙がでていたけれど。
そんなに寒い日でもなかったのであの煙はなんだろうと思っていたら、ここではもう蒔ストーブが燃えていた。



炎が見える暖房って、なんだか心が落ち着く。




今回は日替わり定食を注文したけれど、今度はスパイシーなひよこ豆のカレーを食べに行こうかな。

「龍馬伝」ついに最後の日を迎えた。
そろそろ関連の本解禁ということで、読みたいと思っていた現代語訳汗血千里駒「真龍馬伝」を借りてくる。








MP3 player

2010-11-26 08:50:25 | べんりなモノ

Y氏が姪っ子Sちゃんの結婚式のために詩を作った。
そして、Sちゃんの友人Syo-
ji君が作曲をしてくれて、このほど完成した。
「プロだから本格的に作ってくれたんだって」
へーぇ。
さっそく聞いてみると・・・
今風というのかな、ボーカルとサウンドと歌詞がぴったり合っていて想像以上の出来上がりだった。

自信をなくしたり、くじけそうになっている人への応援メッセージのようでもあり、みんなに聞いてもらいたいなぁ。
さて、上手くアップできるかな。

<a href="http://voon.jp/a/cast/?id=8n353owoia7o2xpo&c=6&t=1">[VOON] love you</a>


銀器

2010-11-22 15:52:25 | 個人輸入

郵便屋さんがやってくる時間には留守をしないよう心がけ、毎日そわそわ。
今日も来なかったなあ。
それにしても遅い!
変だ!
おかしい!

落札して2週間ほどたったころ、Thank you メールが届く。
まだ発送していなかったなんて・・・運賃を知らせてくるのは速攻だったのに、なんとのんびりした人なんでしょうね。
さらに9日待ってやっと届いた銀器セットは、箱を開けると綿状のものがふわふわが出てきて、なんだこれ?
くるんでいるこのシート・・・もしや、ペットシート・・・のようです

それはさておき、ティーポット&シュガーボウルは素晴らしかった。     

      

ポットの中も新品のようにピッカピカ
ティーカップに2杯は充分入る容量だし、シュガーボウルはお菓子入れにも使えそうです。
遅すぎとコメントしようと考えていたけど、そんな気持ちもふっとびました。
やっと手に入れたスターリングシルバーポット、これにて大満足のエンド。

夢中になって見てきた「龍馬伝」もあと一回


金次郎

2010-11-21 09:12:04 | よさこい

先日、紅葉がきれいと噂の大豊町にある定福寺に行ってきた。


             
 

ふーむ、しばし京都にいる気分になる。

ここで珍しい方と遭遇。
昔、どこの小学校にもいたという
薪を背負い寸暇を惜しんで勉学に励んだ、あの二宮金次郎さん。
 
                

根性、努力、勤勉はダサイと言われ、今うろたえている自信喪失の日本を見て彼は何を思うのだろうか。


          

奈良時代の名僧行基の創建された定福寺にある万葉植物園には、二千数百年の眠りから覚めた原始蓮「大賀蓮」があるそうで、7月下旬頃が見頃らしい。

ユニクロで買った190円!のレギンスがなかなかいい。
また買いに行ってこよう。




1115

2010-11-16 13:55:26 | よさこい

天保六年(1835年)11月15日生まれの龍馬175回目のバースデイは、今年は中央公園で盛大に行われました

           

田中光顕が昭和まで生きたことを思えば、暗殺されることがなければ80歳近くまで生きていたかもしれない。
政治の世界に身をおくことはないだろうから、やっぱり世界に羽ばたいていたのだろうか。

              

土佐のいごっそう・はちきんは、なにかにつけて宴会で盛り上がる。
「たっすいがはいかん」だけど・・・

                            

帯屋町筋でも各チームの踊りが披露されていて、竜馬が生まれた町本丁筋もやってきました。
祭りだわっしょいの私ですが、うーん、時間がないのが残念。
ところで「龍馬伝」でたびたび耳にする「つかあさい」だけど、違和感感じている人多数あり。
昔は使ってたのかなぁ。

龍馬殺人事件・・・!?
この日に合わせたタイトルに興味を覚え見てみた。
パスワードは1115!
桂浜に建つ坂本龍馬像を見慣れているせいか、長崎も京都も失礼ながら誰この人って感じでした


海王丸

2010-11-15 14:30:52 | よさこい

子供の頃はよく汽車に乗って従姉の家に泊まりに行ったものだけど、いつ以来になるのだろう。
須崎に海王丸がやってきて、土・日は乗船できるということで、9時過ぎの鈍行で行ってきました。
予定では10時半着だったのに、3駅での待ち時間が20分あまり・・・あれは急行に乗り換えての時間だったのか
11時をまわって港に駆けつけると、11時で受付は終了していました。
がっくり。
こうなったら午後の部1時まで待つしかない。

いーってみたいな、よそのくーにー♪

             

後ろでは全国B級グルメの店がずらりと並んでいて、一時間待ちとかの行列でにぎわっています。
1時乗船前には、これまた行列。
これが中国だったらなどと考えていたら、10分ほど前から乗船が始まりました。

             

本当は帆を張った美しい姿を見たかったのですが、それだと明日の出港を見送るしかありませんしね。

                  

やっぱり乗船できたほうが大きさを実感。
海王丸は、世界最大級の帆船日本丸に改善を加えて造られた2,556t、全長110,09mの航海訓練所の練習船です。
未来の船乗りさんたち

今日は須崎にもやってきた龍馬の誕生日であり、亡くなった日でもあるがぜよ。


紅葉前線2

2010-11-11 09:11:18 | よさこい

しぶったの天気だ・・・

昨日の朝もこんな風だったのでダウンを用意していたのですが、「別府峡行き?」
それだったらキルトジャケットでいいかな。
一昨日は昼頃まで台風のような強い風が吹きあれ震え上がったのですが、さて、県東部の紅葉前線はおりてきているのでしょうか。

物部に入ると、遠くに見える三嶺は紅葉していて、川沿いの木々は少しずつ色づいてくる。
別府峡温泉に到着した頃には、抜けるような青空が広がってきた。

わぁ!

    

毎年紅葉狩りに訪れているけれど、今年はいつもよりずっと色鮮やかで3D映像のように眼前に迫ってくる。
温泉目当てなのか観光バスも到着してにぎわってきましたが、行き当たりばったりコンビのお昼は川原で。

            

Yちゃんメイドの卵焼き、明太子、自家製すだち入りフランスパンサンドは・・・おいしい。
天気に恵まれ、紅葉はグッドタイミングと、いやぁ、満足

中国漁船追突映像流出が物議をかましていますが、この人によって事実を知ることが出来たことには肯定的です。
菅内閣、ひいては元与党の自民党にもうんざりですから。

 



 


和栗ジャム

2010-11-09 12:50:35 | 料理

栗は大別してヨーロッパ栗、中国栗、アメリカ栗、日本栗があるそうです。
イタリアの焼き栗、天津甘栗、でもアメリカ栗っていうのはどんなのでしょうね?
外国産と比べてとにかく皮を剥くのが大変な和栗ですから、今年は簡単そうな和栗ジャムも作ってみました。
が、ほじりだすのもこれまた大変。
ただただ単調な作業・・・・

栗の重量比60%の砂糖は驚くくらいの量になるので、およそ半量にして出来上がった和栗ジャム。

        

もうこれがとびきりおいしくて、苦労が報われるってものでした
作り方はとっても簡単なので、ぜひお試しあれ。




ふたり狂い

2010-11-04 10:08:52 | 読書

推理年鑑か何かで作品を読んで以来、注目している作家だ。

「エロトマニア」
熱情精神病、あるいは恋愛妄想。ほとんど接触がない相手に一方的な恋愛感情を抱き、自分も愛されているという妄想が全生活を縛りつける症状。
有名人ならこんな経験はよくあることだろうけど、一般人だからといって今の時代無関係ではいられない。
ストーカー犯罪なんて最たるものだろう。
「クレーマー」
もはや社会問題だ。
禁止されると、ついその行為をやってみたくなる心理状態。
きっと誰もが経験あるこの心理を「カリギュラ」という。
正常な世界が徐々にずれていく過程をかいた短編集。

普通という言葉の物差しがあいまいになった時代、ちょっと変な人、おかしな人が身近に増殖してるように思う。
先日も無期懲役の判決が下りた事件がありましたが、心に思うことと行動に移すこととの境界線はどこにあるのだろう。
亡くなった被害者がこれじゃあ浮かばれないと思う事件が多すぎる。

「ふたり狂い」 真梨 幸子