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毎日の暮らしの中にある大好きなもの、こと、出合(会)いなどについての気まま日記

神話ガール

2011-12-29 14:48:21 | Weblog

来年は、古事記から1300年。
神話や神社やパワースポットがブームらしく、山ガールの次は神話ガールだそうです。
先日のラジオでそれを聞いて「エーッ!!」
この秋からまさにその世界にどっぷりはまっていたので、驚いたのなんの
こうしてガールの元気良さは話題になるのに、ボーイは一体全体どうしてるんでしょうね?
男の編み物、スウィート、料理などの本が続々出版されているのをみると、見かけだけでなく思考まで逆転しつつあるのでしょうか。

昨夜、たけしのテレビタックルを見ました。
サリン事件で、世間一般に頭がいいとされてきた人たちの幼稚な思考に驚かされたものですが、今回も学者の楽観的机上論にあきれる。
このあと話題が同じだったので見たNHK番組では、ICRPでの広島・長崎での放射線数値が経営効率のために実際の半分に改竄され、原発で働く人たちはさらに2割少なくされていたため、皮膚がんや乳がんになった女性。
脳腫瘍の後遺症に悩む18歳の米女性は「私達は統計の数値じゃない」と涙ながらに訴えていた。
結局、既得権利を守る彼らにとって都合よく変えられるって事ですよね
武田鉄也さんも、番組に届いた原発発言に対する批判の手紙に自己弁明をしていましたが、あなたごときが語る事ではないという真意がまったくわかってないみたいでした。

震災のとき世界が賞賛した国民のいる日本は、いまや洗脳国家といわれ世界の笑われ者となりつつあります。
野田どじょう政権、ひどすぎる。



 


虎模様

2011-12-26 16:17:19 | 

Y氏が墓掃除に行って出くわした犬は、確かに変わっていた。

「虎かと思うてびびったで!」
携帯での小さな表示で見ても、顔の周りに渦を巻いた風変わりな容貌はかなり異様なことがわかる。
しかも、腰の高さまであるほど大きかったそうだ。
新改駅にいた白い犬もかなり大きかったけれどそれ以上、セントバーナードくらい
パソコンに取り込んでみました。

           

うーむ、耳の辺りから体にかけて茶色の縞になっていって、後ろ足半ばからまた灰色になるという不思議な色の出方だ。
立派な首輪をつけていて、容貌とは裏腹に人懐こそうだったらしいから、どこかの家からプチ逃走してきたのだろうか
犬種は、甲斐犬?


南のめぐみ

2011-12-19 10:46:51 | 料理

強力粉のストックが尽きたので、プロ御用達の店マルコに行った。
放射能のことや天候不順のことを考えると外国産に戻らないといけないのかと思っていたら、いつもの春よ恋のほかにキタノカオリ、南のめぐみが新しく並んでいた。
中でも熊本の南のめぐみは、高くなった春よ恋からするとリーズナブルだ。
どんな感じに焼きあがるのかわからないので一応全種類を購入。
さっそく南のめぐみ+全粒粉20%くらい入れて焼いてみた。

          


ふーむ、表面はいつもより固めに焼きあがりました。
スライスするとかなり目が詰まった感じです。
自家製梅酵母だから、その時の元種の発酵具合や室温の影響も受けるので、粉の違いだけだとはいえませんが。
トーストして食べてみると、中はふわっと柔らか。
春よ恋より甘みがあるような。
灰分0.05、粗蛋白1の違いは、やっぱりある!?


松山街道

2011-12-14 08:43:49 | よさこい

先週土曜日は、三十六歌仙の天井絵があるという薬師堂を目指す。
田中光顕達が佐川から脱藩した道、松山街道中にあるらしい。
左右に段々畑、蛇行する仁淀川を眼下に、樺休場という急な坂の生活道を登っていく。
はあ・・・どこに行っても大変だ。
やっと八里塚。

                

急な登りが終わったら、右手に薬師堂2.5キロの表示。
杉林を延々歩く。
枯葉などが堆積したふかふか道は、枝打ちされた木などに足をとられて歩きにくい。

道をふさいで倒れている杉をくぐり

        

分岐点で間違えて下りてしまい、廃校になる前小学生の通学路だったという、滑り台より急じゃないかと思う道を登る羽目に。

               

だからそっちじゃないって言ったのに。

         

ここで明治十五年竜馬の甥が「自由は土佐の山間より出づ」と、自由民権集会を開かれたのでした。

       


拝殿の天井板に碁盤目に枠組みされた紀貫之や小野小町などの三十六歌仙と干支の絵。
幕末ごろ長州の名工匠が数年の歳月を費やした県内屈指の精緻な本殿周囲の彫刻は、覆われていて見ることは出来ません。
薬師堂(大山祇神社)の場所を尋ねた女性の方が、ちょうど出かけるところだからと待ってくれているので、急がなくては。
下って国道歩いて帰っていたら・・・本当にありがとうございました。

薬師堂周辺は明神様からの西風が強いところだけど、今年は地球温暖化のせいか吹かないと話してくれましたが、この日の夕刊に明神山に5センチの積雪と出てました。
薬師堂まで車でこれたのね。今度は横畠から街道の続き出発。








 


安徳天皇御陵墓

2011-12-13 16:54:13 | よさこい

先月小村神社から足を伸ばした杉原神社で、鳳凰とその上にある菊の紋、そして彫り物の立派さに驚いたときは、まだここが伝説の地だと思っていたのでした。

       

    
    

ところが、剣山への道を調べるために借りた四国の山の本。
その中にあった横倉山の安徳天皇御陵墓が宮内省参考地!!!
ここからすべては始まったのでした。

行き当たりばったり組み、今回は多少の知識と目的を持って横倉山へ。
前回とは違うぞ。
横倉山まで来た随勤者八十余名中七十八名の古墳が山中に確認されています。

        

明治十六年宮内省が御陵を発掘した際、御紋章が刻まれたた石棺が出て御陵参考地に昇格。
一千二百五十万円を投資され、宮内省直営をもって御影石による新装改築された玉垣は、昭和五十二年十月に完成しています。

        

空池で雪を見つけ、天皇奉持さる宝剣天叢雲剣などが見つかった平家穴をのぞき

                              

            

階段状のものが見えたらしいのですが。

500メートル先表示に・・・住吉神社までたどり着いたものの・・・この鎖で下りるの私はパス。
だってさらに向かいに見える大岩の上に祠が見えるんだもの。
しばらくすると、案の定断念して帰ってきました。

          

見るものが多くて広くて、織田公園での昼食なぞ出来るわけもなく、日が傾いた中をくたびれて帰ってきたのでした。
うーん、歴史・史跡を知るってことは、こんなにも楽しいことだったなんて



天空の郷

2011-12-09 16:54:57 | おいしいモノ

今年の新米は、ただいま「土佐天空の郷」をいただいております。
初めて炊いて蓋を開けたときは、水を控えたほうが良かったかなと思ったのですが、食べてみると粒がつるっとしてて見た目と全然違う食感でした。
うーん、これはスイッチポンの炊飯器じゃなくて、やっぱりル・クルーゼでしょ。
てなもんで、久しぶりに登場してもらいまして

         

じゃーん、蓋を開けると大き目の米粒がピカピカ光ってます。
一般に流通してい米は1.8ミリの網目のふるいにかけられているのですが、これは1.9ミリ。
この0.1ミリの違いは大きい?
食味の違いがはっきりわかります。
なんせ2キロ1500円のお米ですから、カレーなんてかけて食べちゃもったいない。
粒と粒がべちゃっとくっつかないので、おむすびなんかにすると最高ですね。
もっちり甘くしっかりとした食感のヒノヒカリ、今度は粒揃いがよく、ふっくら炊き上がり、色白つやつやのにこまるを買ってみよう。

4千年前から始まった標高250~850mの棚田で作られるお米は、今年も賞をいただきました

 


城跡

2011-12-08 09:20:01 | よさこい

ことの始まりは、小村神社に行ったついでに訪れた横倉山の杉原神社からでした。
このことが二度目の剣山登山につながり、さらに遠い祖先にリンクすることになろうとは。
行き当たりばったりの行動に意味があったと思うと、なにやら不思議な縁を感じます。

      


   

越知片岡の沈下橋近くにある茶園堂の前では、山之内藩主より灯明料が下付された昔より絶えることなく8月14日盆踊りが続いています。

      

妙福寺に眠る光綱公の墓。

道を尋ねた地元の方が、高齢化が進み頻繁に手入れに登れなくなりましたがと話してくれた石段は・・・確かに大変。
あとで読んだ本によるとここが片岡城のようです。
元禄の大火で二の丸以下全焼したと伝えられているそうです。

         

ここから東方、黒瀬の境の岡本山に一度訪れたことのある法厳城跡があるのですが、記憶というものはまったく当てにならないもので、車で広い道を登ったと思っていた道は傾斜20度ほどある峻険な坂道。
「行くとこ行くとこ、こんなんばっかりや」ごもっとも

    

社もこんな風じゃなかった気がするし、いわれを書いたものも見当たらないなあ。
横にある大木が危ないので切りましたって話してくれたことと関係あるのだろうか?

それに眼下に蛇行するに淀川も見えなくなっていたのは残念。

この不思議なつながりのとどめは、来年大河ドラマ「平清盛」
・・・・知らなかった