お気に入り

毎日の暮らしの中にある大好きなもの、こと、出合(会)いなどについての気まま日記

ご飯でパン

2013-03-31 10:42:55 | 料理

レーズン酵母はブクブク元気で、元種起こしの蓋をポンと開ける力があるのに膨らみ方がいまいちだ。
だから、ホームベーカリーで焼く食パンは固く膨らみが悪い。
気温も高くなってきたんだけどなあ。
だから、前から試してみようと思っていた、米粉じゃなくてご飯でパンを焼いてみた。

ご飯100gと水+牛乳140ml、それ以外はイーストで焼くレギュラー食パンの配合で早焼きコースを選び、焼き色は淡いを選択。
いつも7時間かかっているので、焼きあがりまで2時間は早い早い。
が、ぬ、抜けない・・・うんうんうーん、ふってたらすぽっ!
てっぺんが取れた

          

すぐかぶせたけど、やっぱりくっつくわけもなく。
おいしいんだけどあまりにも柔らかく、切り分けてる時もあちこちが欠け・・・次回改良の余地あり。

まずは水分かなぁ。


桜巡り

2013-03-25 17:00:29 | 

開花宣言は宮崎・福岡に遅れをとったけれど、満開宣言は同時でした。
それよりも早く咲いてた学校のしだれ桜。
きっと例年より早いはずと昨夕検索してみると、23日満開と出てました。
明日行くぞ!

道中どこもかしこも桜色、心もホワンと桜色に染まります。
いつもは終わっている下の市川家のしだれ桜も


               

     

上の中越家も同時に楽しめるとは。

     

この季節は特に、花を愛で季節の移ろいを慈しむこの国に生まれてよかったと思う。
でも、今年は開花に時差がない・・・
天気を気にしつつ短期間の桜巡りとなりそうだ。










猫と妻と暮らす

2013-03-24 15:44:16 | 読書

年明けからの怒涛の新刊予約順番ラッシュも一段落し、料理本をぱらぱらでもいいけどやっぱり読み物があったほうが。
かといって特に誰、が思いつかず書棚を眺めていてタイトルにひかれ手に取った一冊。
以前も書いたが、犬派なのになぜか読むのは猫が多い。
一癖ある猫ゆえ話の展開がよめないから、それとも飼ったことがないので感情移入しないですむからなのだろうか。

家に帰ると猫がいた。
これは猫になった妻なのだ。
大学勤務のここの主人の家系は、その方面で名高い葦野原の長筋で為すべきことを為すのが宿業だ。
妻が突然猫になると、為すべきことを為すことがやがて訪れるのだ。

障子の脇で丸くなって眠る猫の表紙から、留守中に妻が拾った猫との日々の話だと思っていたが、ずいぶんと違う展開になってきた。
やはり猫が登場する話はミステリアスだ。
さしずめ先日の福島原発停電は屋鬼か。
この本で書かれていることは、数十年前までの日本人の心の中にはまだあったように思う。
3.11以前に書かれているのだが、あの日を転換期としなければこの国は多分消滅してしまう、そんな気持ちにさせられた。

「猫と妻と暮らす」 小路 幸也










予報士

2013-03-21 16:50:19 | 菜園

「ケロケロ」
啼いているのは、先日見かけたあのボーっとしてたカエルだろうか。
枯葉と見分けの付かない変な色だけど、君は一体なにガエル・・・?

         

どうやら土の中から出てきたばかりのようで、土の汚れで緑の体がまだらになっているアマガエルのようです。
この日は4月を飛び越え5月上旬から6月初旬並みの夏日。
春がいくら気温の変動が激しいとはいえ、年々更新する観測史上初には・・・
昨日は小さな天気予報士の「ケロケロ」どおりの
きっと雨でさっぱりしたことでしょう。

まだ何も植えていない畝ににょきっと生えてきた正体不明の苗。
下の段には昨年猪に荒らされた人参芋しか植えてないはずだけど、一体何だろう。
掘り起こしたせいで眠っていた種にスイッチが入った、きゅうり?
だいぶ育ってきたけどまだ分からないなあ。

          

瓜系じゃないかと思っているんだけど、どうなんでしょうね。




土筆三昧

2013-03-18 15:38:55 | 料理

たまたま土筆の群れに遭遇、収穫したなら食してみなくちゃと、で開眼した昨年春でした。
雨の翌日訪れてみると、今年もやっぱり群生してます。

              

これは小さいし、あれは先が茶色くなりかかってるしと、選り取り見取りでせっせと収穫。

これだけ採ればもういいでしょ。
と、ありゃあ!!!
河川敷を野焼きしているものだから、靴はすすだらけ、ジーンズのすそもジャケットの袖口も炭がついちゃってもう大変。
帰ってきてからの下処理がまた大変でした。
たくさん収穫したので、含め煮・土筆と菜の花のスパゲティ・卵とじと土筆づくし。
食べながら、(子供のとき食べたのは、なんであんなに苦かったのだろう・・・)と考えていたら。

「愛媛ではこんなになったのは食べないよ」
そういえば、T氏は愛媛県出身でした。
小さな緑の土筆の坊やの胞子を落とさぬよう、苦味を食すんだとか

オリンピックのときには異議を申し立てたい気持ちでしたが、昨夜のキム・ヨナ選手のパーフェクトの、しかもスピードが落ちないままのジャンプは圧巻でした。
出来ることを確実に、と、リスクを冒しても更なる上を目指す。
ソチの女神はそのとき誰に微笑むのでしょう。



いちばん長い夜に

2013-03-09 14:18:33 | 読書

始めからスッと物語に入っていける作品というのは好み、それともやはり作者の文章力なのだろうか。
「いちばん長い夜に」は、「いつか日の当たる場所で」「すれちがう背中を」の連作短編シリーズ続編であり、完結編でもある。
かつて祖母の暮らした下町で、人との距離を保ちつつ肩を寄せ合うように暮らす芭子と綾香は前科もちのムショ仲間だ。
過去を知られることにおびえながら暮らしている二人だけれど、下町ゆえにいろんな人とのかかわりに巻き込まれるわけで、それがおかしくも切ない。

何の隠し事もせずに済む相手だった二人の関係が微妙に違い始めたのは、あの日の出来事からだ。
この時期にこの本を読んだことに驚いてしまったのだが、タイトルと同じ短編「いちばん長い夜に」で感じた違和感。
心理描写の巧みな筆者にしても、この微にいり細にいるこのリアルさは。
作者自身も予測していなかった物語の終わり方に、偶然は必然という言葉が浮かんだ。
それにしてもこんなことが現実に起きるとは驚きです。
綾香の心の変化と共に、命の重さ、これからを改めて考えさせられる作品です。

「いちばん長い夜に」 乃南 アサ


ホケキョ

2013-03-07 10:31:08 | 

うん?
さっきから聞こえているような気がしてたら、ヤッパリうぐいすの鳴き声だ!
ホケキキョ。
まわりを飛んで高らかに縄張り宣言しています。
すっかり春ですねぇ。
というか少々暑いくらいで。

この前菜園で鼻がひくひくしてから花粉症勃発。
秋のほうが大変で、それも昨秋大丈夫だったのですっかり油断してました。
今日からお出かけにはマスク装着だ。
中国から黄砂に汚染物質は飛来するは、オスプレイは飛ぶはで春から最悪。


おきゃく2013

2013-03-03 14:35:38 | よさこい

酔って候、浮かれて候。
土佐の「おきゃく」2013が昨日から始まりました。
日曜市を通っていると、なにやら人だかりが。テレビカメラもスタンバってます。
なに、誰?
分からないままも群れているのは集団心理っていうのでしょうか。
しばらくすると、やってきました船越栄一郎さん、堀北真紀さん率いる「県庁おもてなし課」の一群が。
残念、撮影禁止でした。

さて、今日は3月3日ひな祭りということで、鯛のお雛様なんていかがかな。

       

県内料理人が腕をふるった皿鉢料理と活け造りです。
第45回南国土佐皿鉢料理祭、今年のテーマは「土佐のひなまつり」
人参の尾長鳥はお見事。

       

街のいたるところ「おきゃく」でにぎわってますが、中央公園では県内西・東からご当地自慢のグルメ屋台村が出てまして
四万十のりの天ぷらに米豚カツサンドに米豚焼きそば

           

栗焼酎「ダバダ火振り」のお湯割り、というかほとんど焼酎・・・
南国後免の龍馬も好きだった「しゃも鍋」
うーん、うまい。

           

ステージではプロ・アマ・ジャンルを問わない多彩ミュージシャンの集う音楽の祭典「ら・ら・ら春まつり」

           

ボーカル、演奏共に上手い
それにしても昨日より気温が下がるって言ってたのに、太陽の下は暑いぞ。

9日・10日の日本一の大おきゃくまで、いたるところでイベントやってます。
あー、お腹いっぱい。







味噌仕込み

2013-03-01 13:48:19 | 料理

お味噌は無添加信州味噌を気に入って使ってました。
そんなところに、味噌作りが趣味のおじさんからもらったという手作り味噌がまわりまわってきました。
残り少なくなっていた時にグッドタイミング。
これがなかなかおいしくて、ちょうど発酵食品の本に味噌の作りかた出ていて、米麹が残っていて、初チャレンジしてみようと思いたちました。

本では大豆1キロと同量の米麹、塩500g(混ぜる分350g+塩蓋分150g)でしたが、残っていた米麹150gに合わせいつものお試し少レシピで。

三倍くらいの水で一晩戻した大豆を弱火でコトコト、指でつまんでつぶれるくらいになったら熱いうちにつぶす。
これに麹と塩をむらなく混ぜ合わせたものを混ぜ、煮汁で調節しながら味噌より固い団子が出来る程度に均一に混ぜる。
空気を抜くように団子を作り、消毒した瓶などに間に空気が入らないように押しつぶすように
詰めていく。
表面を平らにして塩で蓋をする。
口などに付いた汚れはきれいに拭いておく。

         

大豆を煮た汁を、呉とか言ってなかったかな?
試しに飲んでみると、なんて甘いんだろう!
仁淀川町の米麹と五台山の大豆のメイドイン高知。
仕込んで3週間。
梅雨を経て暑い夏を超え、ゆっくり熟成した味噌がおいしくなるのは10月頃から。
初めての手前味噌はどんな味になるのか楽しみです。