京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

『風景画の巨匠 ターナー』日曜美術館

2013-12-09 06:16:40 | 美術・博物館

今回の日曜美術館は、ターナーです。
英国絵画の地位を飛躍的に高めた風景画の巨匠として名高い、ターナー(1775~1851)は、ロンドンに生まれました。幼い頃から優れた画才を発揮し、10代で英国の風土や名所旧 跡を描く水彩画家となります。やがて油彩画にも取り組 み、弱冠26歳にして、当時英国の美術界で絶対的な権威 を誇っていた、ロイヤル・アカデミー(王立芸術院)の正会員になりました。
ターナーは風景をどのように描くかを探究し続け、様々な 画風を展開しました。 自然の劇的な変化を描き出し、「崇 高」 の美を表現した壮年期の作品や、光と色彩があふれる 幻想的かつ詩情に満ちた晩年の作風から、ロマン主義を代 表する画家の一人と称されます。 その画風は、クロード・モネをはじめとする後のフランス 印象派の画家たちにも大きな影響を与えたとされます。日本では、英国留学経験のある明治の文豪、夏目漱石が愛した画家としても有名です。
今なお英国最大巨匠として絶大な人気を誇っています。

ターナーの代表作「雨・蒸気・速度」は、ターナーの集大成で、独創性と革新性が最も表れている作品と評価する美術専門家が多いのですが、実は、私はターナーの晩年の作品はあまり好きではありません。一目見て、何を描いているかわからないのは、苦手です。
私は、油彩より初期の水彩画家ターナーのほうが好きです。


ターナー自画像






チャイルド・ハロルドの巡礼






南西より望むオックスフォード
10代前半の作品





男性裸体の習作





ノラム城の水彩画スケッチ






水彩画スケッチ






バターミア湖、クロマックウオーターの一部、カンバーランド、にわか雨






グリゾン州の雪崩





「ヴァチカンから望むローマ、ラ・フォルナリーナを伴って回廊装飾のための絵を準備するラファエロ」





「平和ー水葬」






「レグルス」






「吹雪ー港の沖の蒸気船」






「雨・蒸気・速度ーグレートウエスタン鉄道」






「湖に沈む夕陽」





























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