久しぶりに先日放送された夢の扉を取り上げます。
タイトルは、『世界が絶賛!“頭脳を持つモーター”で未来を変 える!
NASAや米大手企業も着目した日本発 テクノロジー』という長いものです。
ドリームメーカーは、大阪市 マッスル株式会社 社長の玉井博文さんです。
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玉井さんは、安倍首相も視察に訪れるなど、今、国内外から熱い視線が注がれる、 世界屈指の技術で人手助けをするロボット作りをしています。
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番組前半は、 玉井さんのロボット開発の苦労が描かれています。
30代後半で、産業用ロボットの会社を辞め、頭脳を持つモーターを開発するが、国内大手企業からは門前払 いされます。しかし、アメリカではNASAや巨大企業の関係者に大きく評価されます。
私が興味深く思ったのは、玉井さんが開発した、ベッド⇔車イスの移乗を手助けする「介護ロボヘルパー」です。
医療や介護の現場から、腰痛による離職者が後を絶たないと、最も多く寄せられた要望に応える技術開発です。
移動介助は、介助者が中腰の姿勢になることから腰痛者になる人が多いのです。
今回、玉井さんが開発したのは、移動介助支援ロボット「SASUKE(サスケ)」です。
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このロボットは、優しく抱き上げる動作で、在宅で介護を行う一般の人が一人でも扱えるというものです。
指先の操作ひとつで、人を持ち上げ、ベットから車椅子、車椅子からベッドへと移動できるのです。
実際の介護現場での試験では、神戸の老人介護施設での様子が紹介されました。
現在介護現場で主流となっているのは、吊り下げ式支援ロボットです。
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玉井さんの開発した、抱きかかえ式
ゆっくり、持ち上げられていくおばあちゃん。
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体が起こされます。
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そして車椅子に乗せます。
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今まで3人がかりだった移動が、ひとりでできました。
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利用されたおばあちゃんも、安心できて、喜んでいました。
この 「SASUKE(サスケ)」は、最大で110kgの人まで持ち上げられるそうです。
今後介護保険が適用されれば、月々数千円(メーカー予想)で利用できるようになるそうです。
この「SASUKE(サスケ)」、一般の方々も集まる、「総合福祉バリアフリー2014」で御披露目され、大勢の方が集まっています。
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車椅子の方や、在宅で介護をしている方に大きな評価を得ていました。
玉井さんは、「温かい雰囲気のなかで最後まで介護できる環境を手助けしたい」と。
かつては、国内で見向きもされなかった技術が、今回の 「SASUKE(サスケ)」ではうってかわり、商談攻めでした。
こういう新しい介護支援ロボットが、どんどん開発され、身近に使えるようになったらいいと思いました。
私もいずれお世話になるかもわかりません。
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