外出自粛継続中です。
外出は朝の散歩、最小限の買物くらいでしょうか。
全国各地でウィルスの院内感染が発生していますが、京都も同様です。
昨日も12名が発表されたのですが、半数が病院の院内感染のようです。
院内感染は医療崩壊に直結するので怖いです。
軽症者へのホテル確保など対策がうたれているのか、全く見えません。
また京都は大阪や東京のような緊張感がなく、休業要請もできていないのがもどかしいです。
自主休業したデパートもありますが、まだ全面開館のデパートもあります。
高島屋京都は地下食品売場以外を明日から当面休業すると発表しました。
人出は主な観光地は減っていますが、繁華街や商店街、スーパー、花見場所はまだ多いようです。
京都府市の素早い対応と情報公開を求めたいです。
京都の町屋下京区、第40回です。
撮影はコロナウィルス発生前です。
税理士法人
伊*家
垣*家
近よし ゲストハウス
sobanomi
宮*家
松井扇龍堂
京町屋外観の特徴
屋根一階庇の最前列は一文字瓦で葺いています。
横の一直線と格子の縦の線の調合が町屋の外観美の一つです。
格子
戦国時代からで、内からは外がよく見え、外からはよく見えないようになっています。
家の商いや家主の好みでデザインが異なります。
上部が切り取られた「糸屋格子」、太い連子の「麩屋格子」、「炭屋格子」、重い酒樽や米俵を扱う「酒屋格子」、「米屋格子」、繊細な「仕舞屋格子」などがあります。格子を紅殻で塗ったものが紅殻格子。
ばったり床几
元々は商いの品を並べるもので、後に腰掛け用に床几として近隣との語らいの場でした。
ばったりとは棚を上げ下げするときの音からきています。
虫籠窓
表に面した二階が低くなっている「厨子二階」に多く見られる意匠。
防火と道行く人を見下ろさない配慮と言われています。
犬矢来
竹の犬矢来は割竹を透き間なく組んだものから、少し透かしたものまでさなざまです。
直線的な町屋の表情を和らげてくれます。
駒寄
家と道との境界に巡らされた格子の垣。元は牛馬をつなぐためのものでした。
意匠もさまざま、栗や欅などの硬い木が使われることもあります。
鍾馗
厄除けの瓦人形は京町屋の屋根の象徴です。