クマガイソウ(熊谷草)
林床や竹林に群生するランの仲間です。匍匐(ほふく)茎と呼ばれる地下茎を長く伸ばして増えていきます。
葉は丸っこい扇状で縦じわが何本も走り、表面に凹凸ができ、つけ根の部分で重なるよう前後に2枚つきます。
その中心から花茎を伸ばし先端に1輪の花を付けます。花は袋状にふくらんでユニークな形をしています。
色は袋状の部分が白地に紅紫色の脈が網目状に広がり、それ以外の花びらは淡い緑色です。
現在森林伐採による生育地の減少や園芸用の採取により減少し、環境省のレッドデータブック絶滅危惧Ⅱ類(絶滅の危険が増大している種)に分類されています。
名前の由来は花の袋状になった部分を、熊谷直実(源平・鎌倉時代の武将)が背中に背負った母衣(ほろ)に見立てて名付けられました。
野花菖蒲
花菖蒲 沿海州
蛍の宿
霧ヶ峰ヒオウギアヤメ
オオバオオヤマレンゲ
ハナイカダ
トサシモツケ
貴船ダイオウ
環境省絶滅危惧ⅠB類(EN)、京都府絶滅寸前種
高さ1mくらいの多年草で谷川の清流沿いの川床にはえます。
タデ科の多年草で京都市左京区の貴船川流域のほか、岡山県にのみ生息する希少種です。
アサツキ
テッポウユリ(ピンク花)
ツバメズイセン
オランダカイウ
キングサリ
マイヅルテンナンショウ
熊谷草見事です。
今園芸店で売られているのは、ほとんどが台湾産と聞いております。
昔から竹藪に群生していると聞きますが、野生の熊谷草は見たことがありません。
お茶会で使うときは、切り花を買うように一本立ちの鉢を買ってしまいます。
何度も挑戦しましたが、年を越してくれたことがありませんから・・・
大山蓮華・・・きれいです。
こんなのを床の間に飾りたいですね。
熊谷草ですが、ちょうど良いときに撮影できました。
大山蓮華は2本ありますので、まだまだこれから花を咲かせそうです。
これからは花菖蒲やユリに移っていきそうです。
ありがとうございます。