鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1482回】 なんとなくやってきたことを科学的に理解してもらう

2015年01月21日 | 住宅コンサルタントとして
このお仕事をさせていただいてまもなく10年。

本当にたくさんの住宅会社さんとお付き合いをさせていただいてきました。

営業マニュアル、営業の型がしっかりとある会社もありますが、
OJTの中で先輩が後輩に教えていくパターンもあれば、
本当に営業個人まかせの会社もあります。

いろんな住宅会社さんの営業の型を見させていただいて感じることは、

「なぜこういうことを最初にお伝えしなければならないか?」
「なぜこういうことをこの段階で訊かなければならないか?」

という理由を理解しないまま営業さんが日々、お客様に対して対応していることです。

なんとなくやっているというか、理由を分からずにやっているケースが多いのです。

ゆえに私が営業さんにお話をさせていただく際には、
「なぜこうしなければならないか?」ということを
お客様の心理を踏まえてお伝えするようにしています。

こういうお話をさせていただくと、営業さんの目がキラキラしてくるというか、
食いつきが非常に良いのですね。

なんとなくやってきたことが間違っていなかった。
お客様の心理状態を考えれば、確かにこの流れがベストだ。
こういう対応が間違っていない。

という感じになられるのか、皆さんのモチベーションが上がったように見えることが多いです。

子どもが勉強を自分からするようになるのも、
「なぜ、勉強をした方がいいのか?」
という理由を子どもが理解すれば、自然とするようになると思うのです。

社員さんのやる気スイッチを押せるかどうか?
それは「なぜそれをやった方がいいのか?」ということを科学的に分かり易く
お伝えできるかどうかにかかっているような気がします。

科学的に理解してもらう・・・。
皆さんの会社ではできていますか?
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