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鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第5227回】 キャッチボールのテンポ

2025年04月22日 | 住宅コンサルタントとして
昨日、お伺いしていたクライアント様の社長は、
まだ35歳なのですが、非常に優秀だと感じています。

社長との1on1の打合せでの、
キャッチボールのテンポがとにかく速く、
個人的にとても心地よいのですね。

感性が近いのか、価値観も似ているのか、
社長からいろんな質問をいただいて、
それに対して私が回答するのですが、
こちらの回答に関しての理解のスピードが
非常に速いのですね。

だから議題がサクサク進むのです。

しかもキッチリされているので、
お願いしたことに対し、着実に実行して下さるのです。

まだお若いのでイケイケな部分もありますが、
商いの本質的な部分をお伝えすると、
しっかりと理解していただけるのです。

例えば、アフターメンテナンスの外注に関して、
効率的な部分を考えると外注業者に依頼した方がよい、
ということを考えがちですよね?

でも私、特に地方都市で地域に密着した経営を
やっていくのであれば、
アフターの外注はやるべきではないと思っています。

むしろ、こうした部分を自社で丁寧にやることで、
自社を応援して下さる方が増えていくと思うのです。

そもそも私自身、アフターを外注に依頼する住宅会社で
家を建てたいと思わないのですね。

地方都市で経営をしていく上で、
アフターは自社でやるべき、という私の持論を
説明させていただいたのですが、
その理解の速さと決断の速さが素晴らしかった。

更に素晴らしいと思うのは、

「僕、よく分からないので・・・」

と知ったかぶりをせず、
しかも、よく分からないから、まずはやってみます、
というスタンスなのですね。

理解力と行動のスピードが速いし、すなお。

将来、どこまで伸びられるか、
個人的に楽しみにしています。

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