鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4210回】 経営者は外に出てインプットし続けなければ、発想が詰む

2022年07月10日 | 住宅コンサルタントとして

コロナ禍で、今年の3月頃まで、

日本全体が自粛ムードが強かったですよね?

 

私、この自粛ムードがアホくさいと、

思ってましたので、

2020年のGWですら、四国一周したり、

クライアント様さえOKであれば、

直接お伺いして仕事をさせていただいておりましたので、

正直、コロナ禍関係なく、この2年間、移動しまくり、

いろんなものを見てインプットしまくる、

という生活を崩しておりませんでした。

 

ところが、この期間に自粛生活を守り、

県外にも出ず、インプットしてこなかった経営者も

それなりに多いようです。

 

そういう経営者たちから感じるのは、

発想力とか行動力、決断のスピードが

本当に衰退してしまっている、ということ。

 

新しい発想ができない、ということだけでなく、

発想力がもう思いっきり衰退しているのです。

 

そして当然ながら、決断力もスピードも、

一気に老化が進んだように感じる方もいます。

 

消費者の行動スタイルや価値観は常に変わり、

それに合わせて市場もライバルも変化し続けます。

 

その変化を経営者やマーケティング担当者は、

常に把握し、そこに適応するように

自社の商品やマーケティング、組織などを

変え続けなくてはいけません。

 

経営者やマーケティング担当者が、

県を跨がずに移動しない、

モデルケースとなるさまざまな事例をインプットしていない、

ということは、かなり致命的だと思っています。

 

内にこもっていては、変化に適応などできる訳ないのです。

 

コロナに関しては、また変異株が発生し、

感染者数が増えております。

 

地方都市のローカルTV局や新聞社などは、

未だに日々の感染者数を取り上げ、

危機感をあおっていますが、

世界的に見て、もう感染者数で騒いでいるの、

日本と中国くらいなんです。

 

そんな世界的な状況を理解せず、

インプットを怠っている人達の発想力は、

完全に詰んでしまいます。

 

逆にコロナ禍でも外に出てインプットをしていた経営者、

それからマーケティング担当者の方たちは、

時代の変化、市場の変化に適応できている、と感じます。

 

外に出て、インプットしまくりましょう。


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