鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第5003回】 安田会長の言葉

2024年09月10日 | 住宅コンサルタントとして
ドン・キホーテの創業者、安田会長の記事が、
先日の日経MJに掲載されていました。

もう私、安田会長の言葉が刺さりまくって、
当然ながらその記事は切り抜いて、
私のコレクションとさせていただきました。

その記事の中で、これからの小売業は
こうなっていくべきだ、という未来を
安田会長は語っておられました。

安田会長は、小売業はどうなっていくべきだと
おっしゃっていたと思います?

通常の考えであれば、よりメーカーに近づくべきだ、
という内容だと思いますよね?

安田会長は何とおっしゃっていたか?






これからの小売業は「媒体」となるべきだと。

そしてメーカーの販売代理ではなく、
お客様の「購買代理」であるべきだと。

もう本当に、大きく同意し、共感いたしました。

お客様は情報が多すぎて、何を買うべきか分からない。

迷子になってしまっている。

そういうお客様に、適切な情報を届ける媒体となるべきである。

お客様が自分の意思で購入できるよう、
さまざまな情報を売り場で提供する。

この考え、住宅業界にもそのまま当てはまると思うのですね。

自社商品の良いところだけをお伝えするのではなく、
お客様が正しい選択・決断が出来るよう、
客観的に正しい情報をお伝えできる売り場をつくる。

あくまでも決めるのはお客様。

そのお客様が後悔しないご決断ができるよう、
我々が正しくて分かりやすい、比較しやすいよう、
有益な情報をお届けするのです。

小売業で20年以上、増収増益を続けている、
ドン・キホーテの創業者の言葉は、
やはり重みがありますし、本質をついていますよね。

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