ドン・キホーテの創業者、安田会長の記事が、
先日の日経MJに掲載されていました。
もう私、安田会長の言葉が刺さりまくって、
当然ながらその記事は切り抜いて、
私のコレクションとさせていただきました。
その記事の中で、これからの小売業は
こうなっていくべきだ、という未来を
安田会長は語っておられました。
安田会長は、小売業はどうなっていくべきだと
おっしゃっていたと思います?
通常の考えであれば、よりメーカーに近づくべきだ、
という内容だと思いますよね?
安田会長は何とおっしゃっていたか?
これからの小売業は「媒体」となるべきだと。
そしてメーカーの販売代理ではなく、
お客様の「購買代理」であるべきだと。
もう本当に、大きく同意し、共感いたしました。
お客様は情報が多すぎて、何を買うべきか分からない。
迷子になってしまっている。
そういうお客様に、適切な情報を届ける媒体となるべきである。
お客様が自分の意思で購入できるよう、
さまざまな情報を売り場で提供する。
この考え、住宅業界にもそのまま当てはまると思うのですね。
自社商品の良いところだけをお伝えするのではなく、
お客様が正しい選択・決断が出来るよう、
客観的に正しい情報をお伝えできる売り場をつくる。
あくまでも決めるのはお客様。
そのお客様が後悔しないご決断ができるよう、
我々が正しくて分かりやすい、比較しやすいよう、
有益な情報をお届けするのです。
小売業で20年以上、増収増益を続けている、
ドン・キホーテの創業者の言葉は、
やはり重みがありますし、本質をついていますよね。