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鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第5211回】 決定したことや指示したことが、実行されない理由

2025年04月06日 | 住宅コンサルタントとして
今の時代、業績を高めるためのノウハウは、
至る所にころがっています。

なのにも関わらず、
業績が良い会社と悪い会社が存在するのです。

ということは、情報やノウハウが、
会社の業績に与える影響は大きくない。

私がいろんな会社さんを見てきて思うのは、
業績が良い会社は、決定したことが着実に実行される。

一方、業績が良くない会社は、
決定したことが実行されない、
もしくは最初の1か月間は実行されるのですが、
2か月目以降、自然と実行しなくなる。

行動しないのですから、結果が良くなる訳がないのです。


ではなぜ、決定したことが実行されなくなるのか?

その最大の要因は、
組織のトップがメンバーに信頼されていないからです。

「リーダーは、ああやって言うけど、
言うことがコロコロ変わるから、
まあ話半分で受け止めておこう」

「いろんなことを指示してくるけど、
もうこっちはキャパオーバーしているのに、
更にあんなこと言われても、自分が潰れるだけ。
だから聞いたフリだけしておこう」

という感じで思われているのです。

リーダーの日頃の仕事に対する姿勢であったり、
人として部分をメンバーは驚くほど見ています。

これは、会社組織だろうが、家族だろうが同じで、
例えば家庭でお子様が言うことを聞いてくれないのも、
親として信頼されていないのです。

ではどうすれば信頼されるのか?

まずはリーダーが誰よりも一所懸命であること。
そして言っていることとやっていることが一致していること。
行動や言動に筋が通っていること。
部下やお子さんのことをリーダーや親が信じていると同時に
愛情を注いでいること。
部下やお子さんの成功や成長を心から願っていること。

こういうことが大切なのだと思います。

優秀なリーダーや親は、
うまく事が進まないときにベクトルを自分に向けます。

「自分がどう変われば、皆が良くなるのだろう?」
「どうすれば、皆がもっとやり易くなるのだろう?」

こういう部分も、メンバーやお子さんは見ています。

そういうスタンスでありたいですね。

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