鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3373回】 住宅業界の現状

2020年03月25日 | 住宅コンサルタントとして

飲食業界や小売業界、観光産業などは大打撃を受けていますが、

正直、住宅業界は今のところ、お客様の来場、

それから受注に関しては影響はほぼ、無いです。

 

土日にお出かけすることを自粛されたお客様は、

むしろ家づくりに真剣に時間を割かれるようになってきていて、

弊社のクライアント様で言うと、来場は順調ですし、

もちろん契約も今のところ、コロナの影響はありません。

 

各クライアント様、今の時流にあったWEBマーケティングに

コツコツと取り組んでくださっていることもあり、

2020年も数字は良いでしょう。

 

あるクライアント様では、1~2月の2か月で

WEBからの来場予約が150組以上あり、

更には通りがかりや直接来場もあって、

営業マンの頭数が揃っているにも関わらず、

対応できない事態になっていますし、

別のクライアント様では来場予約が入ると、

もうめまいがするくらい、対応できるキャパを超えた来場があるのです。

 

ただ、二極化がますます進んでいるようで、

仕事が無い住宅会社には本当に仕事が無く、

かつ相談すらゼロのようで、廃業する工務店も多数、出ています。

 

以前のブログにも書きましたが、

ひと昔前に無責任に全国展開をした住宅会社が

出店したエリアで経営が成り立たなくなり、

本格的な撤退が始まっています。

 

そういう無責任な住宅会社で家を建てたユーザーさんは

本当に不幸で、これからの人生、困ることになるでしょう。

 

そしてここ数年で、一気に多店舗展開を

広範囲でやっている住宅会社も、

多数の訴訟問題を抱えていて、

(そりゃそうです、他社のスタッフをヘッドハント、

すなわちお金で釣って引き抜いて、

口八丁営業と値引きで受注を獲得しているだけですから)

これらが表に出てくれば、また業界の評判を落とす事態に

なっていくことでしょう。

 

そういう無責任な会社、

それから時代の変化に適応できない会社とは、

全く別の道を歩んでいきたいな、と思っています。

 

「この家に住んでから、毎日が変わりました!」

「もう本当に快適で、家で音楽を聴きながら、

お茶を飲んでいるだけで幸せを感じられます!」

「子どもが毎日、友達を連れてくるようになりました!」

 

など、自社で家を建てて下さったお客様が幸せになり、

自社にかかわる全ての方が成長できるような、

地域に密着した、地域を良くしていく住宅会社は、

これからも支持され、堅調に推移していくことでしょう。


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