鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第5004回】 圧倒的に優秀な方が身近にいる場合・・・

2024年09月11日 | 住宅コンサルタントとして
同じ住宅会社の営業マンであれば、
商品も商品原価も売価も全て同じ。

条件が同じ中、営業マンの接客契約率において
トップ営業マンと他の営業マンの接客契約率が
10倍も違ったとしたら、皆さんはどう思われますか?

私がもし平凡な営業マンだったとしたら、
自分の10倍の決定率を誇る営業さんに
頭を下げて「教えて下さい」とお願いします。

そしてその方の営業に、可能であれば同席させていただき、
商談も音声を録らせてもらい、
更にはツールなんかもいただいて、
その方の完コピから入ります。

過去の自分のやり方なんて速攻捨てます。

だって、成約率が10倍ですよ!

今の市場のお客様からすれば、
その方の営業スタイルが正解で、
自分のやり方が間違っている、という現実を
突きつけていただいているじゃないですか!

だから自分の過去のやり方なんて、一瞬で捨てます。

その優秀な営業さんが、自分よりはるかに年下だとしても、
頭を下げてお願いします。

実際、前々職の営業マン時代、
私は会議でいろんな方が集まる場に行った際は、
自分が素敵だなと思う先輩営業さんのところにいって、
根掘り葉掘り質問をしまくっておりました。

そして教えていただいたことを
即、実践するということを繰り返していました。

前職時代も、入社して間もない頃は、
中途入社で活躍している方や
新卒で入社して若くして結果を出している方に、
これまた根掘り葉掘り聞きまくって、
いろんなことを教えていただいておりました。

プライドなんて、1ミリもありません。

自分が未熟で、出来が悪いことが分かっているから、
優秀な方に教えていただき、
それをそのまますなおに愚直にやるのです。

すると必ず成果が出ます。

ところが、自分より圧倒的に成果を出している人が
すぐそばにいるにも関わらず、
教えを請わない人が、実は結構多いような気がします。

もったいないですね。

自分のプライドが邪魔をするのか、
自分のやり方に絶対の自信を持っているのか、
成果が出ていない、自分のやり方を続けるのです。

自分より圧倒的な成果を出している方が居る場合、
すなおに教えを乞う謙虚さを有しておきたいものです。

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