鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3013回】 業務フローを見える化し、各業務の責任者を明確にする

2019年03月31日 | 住宅コンサルタントとして

やらなくてはならない業務が、確実に徹底できていない会社は、

人が増え、組織が大きくなってくると、

仕事の精度がドンドン下がっていくことになるでしょう。

 

そうならないように、組織がまだ小さい時から

やるべきことを確実に実行できる組織をつくっていかなくてはなりません。

 

そのために重要なのは、まずは業務フローを見える化すること。

 

住宅業界で言えば、

申込みをいただいてからいつまでに

平面図、立面図、配置図、サッシを確定するのか?

 

確認申請はいつまでに誰が提出するのか?

 

仕様確定は誰が担当し、合計何回で確定するのか?

 

展開図や施工図、実行予算が誰がいつまでに作成するのか?

 

などなど。

 

仕事の流れと、どれくらいの期間でそれを行うのかを見える化するのです。

 

そして各業務の責任者を決め、

その業務を期日までに精度高く完了できるよう、

企業トップや上司が指導していくことです。

 

ここで重要なのは、責任者を明確にするということ。

 

この業務は、AさんかBさんかCさんで手の空いた人がやる、

なんて曖昧な決め方をすると、責任の所在も曖昧になります。

 

責任を明確にし、小さなことを徹底して守る風土が、

組織を強くしていくのだと感じています。

 

誰がいつまでにどの業務を完了させるのか?

そこが明確になっているでしょうか?

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