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鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4673回】 「それなりの所得を得ている方がお客様」ということを意識する

2023年10月16日 | 住宅コンサルタントとして

今、家を建てようと動いているお客様は、

それなりの所得を得られている方が大半です。

 

ここ1年余りで一気に物価が上がり、

一般的な所得の方の消費マインドはかなり下がっています。

 

更に建築資材高騰により、

以前と比較して住宅価格は30坪で400万円程度、

上昇してしまいました。

 

実際、家を建てようと動いている方は、それなりの所得の方なのです。

 

それなりの所得を得ているということは、

日頃、利用するお店も大衆店よりはランクが上のケースが多く、

消費者として一流のサービスを受けているお客様が多い。

 

そこを理解して、住宅会社は経営をする必要がある訳ですね。

 

例えば、お客様と打合せをする空間の洗練さは、

今の時代、非常に重要です。

 

イケてないデザインのオフィスで未だにお客様と打合せをしている会社は、

早急にオフィスをリノベして下さい、ということを

口を酸っぱくしてお伝えしているのですが、

ピンとこない経営者、感度が鈍い経営者は

それに気づかないのですね。

 

家内を連れて、調査や旅行であちこち行きますが、

家内は小汚いお店には入ろうとしません。

(ちなみに私はあまり気になりません)

 

これが、男性と女性の違いであって、

家を建てようと動いている一般的なお客様の感性だと思うのです。

 

そしてお客様にお渡しする名刺やカタログ、各種資料も

当然ながら、高級感とセンスの良さが不可欠であって、

こういう部分に気が回る経営者が経営する会社なら、

細かな部分もしっかりと対応してくれるだろう、

とお客様は思う訳です。

 

一方、オフィスは古くてイケてなく、

HPもカタログも名刺もどこかダサい会社は、

そういう感性の経営者が経営する会社だと

お客様は判断されるのです。

 

それなりの所得のお客様に対応して、

そして選んでいただかなくてはならないのです。

 

こういう現実を住宅会社の経営者は理解しておきましょう。


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