鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【1934回】 熊本地方の地震

2016年04月16日 | 住宅コンサルタントとして
また日本国内で大きな地震が起きました。

阪神淡路大震災、中越地震、中越沖地震、東日本大震災と
私が大学生の頃から数えると今回で大きな被害を被る地震は5回目です。

この20年ちょっとの間で5回。
改めて日本は地震が本当に多い国だと思います。

被災されている地域にお住まいの方々が
1日も早く元通りの生活が過ごせるように願うと共に、
自分たちが出来ることをしていこうと思っています。

震災の後は、職人さんの確保、それから材料の確保が重要になります。
しかしながら、こういう時期に秋田プライウッドさんの工場が火事になっていて、
合板の供給量が大幅に減少する中での復旧・復興となります。

これはかなり建築業界にも影響を及ぼすでしょう。

地震が起こった場合に備え、地震保険というものが存在しますが、
地震保険は単独では加入不可であり、火災保険とセットでの加入となります。
そして火災保険の保険金額の50%まで、という上限がついていますので、
建物として2000万円の火災保険に加入している場合、
1000万円が地震保険の保険金額となる訳です。

この保険金額と自治体からの補助、助成金があれば、
住居が倒壊してしまった方でも再建築する資金になるかと思います。

ただ、個人的な感想ですが、
九州地方は地震保険に加入している方が少なかったはず。

まずは被害にあわれた方が快適に暮らせる住まいが完成することを願っています。
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