鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4981回】 基本に忠実に経営する

2024年08月19日 | 住宅コンサルタントとして
弊社は9日間の夏期休暇をいただいておりましたが、
本日より通常業務となります。

デンマークでいろいろな刺激をいただいたので、
また本日より全力で突っ走りたいと思います。

さて住宅業界に話を戻しますと、
今年も来年も、家を建てる理由がある人が減少していくので、
需要に対し、供給が圧倒的に大きい現象が続きます。

すなわち、厳しい状況が続くのです。

ゆえに業界全体で見れば、しんどい状況が続きます。

ところが、やはり市場が厳しくなってくると
二極化が進むというか、
大半の住宅会社が厳しい中、
2024年、過去最高の受注を更新し続けている会社もあるのです。

個人的に思うのは、
市場環境が厳しい時ほど、
経営の基本に立ち返ることが大切だということ。

住宅会社の経営の基本とは、

・OB様や取引先様と誠実なお付き合いをする
・市場のお客様が求めている商品を開発し、
お客様が見たいと思うモデルハウスを建てる
・自社の商品の価値を伝えられる発信を継続する

ということ。

今期、絶好調で過去最高の受注が続いいる、
あるクライアント様も実は前期は結構苦戦していたのです。

そこで何をやっていただいたのかというと、
結論、今の時代、家を建てようと考えられる層のお客様が
求めているモデルハウスを建てていただくと同時に
商品グレードの見直しをお願いし、
まずはモデルハウスを見たお客様が
心ときめく状況をつくっていただいたのです。

更にアフターメンテナンスを
責任者自らが先頭に立って徹底しておこない、
とにかくOB様と良好な関係を構築し続けていったのです。

結果、2024年は8月時点で、
昨年の12か月分の受注に並びました。

残り4か月で当然、受注されていくでしょうから、
圧倒的な過去最高の受注棟数となるでしょう。

新規来場数~の契約率は40%を超えています。

しかもこれ、若手の営業さんを育成しながらの数字です。

経験法ほなベテランだけでつくった数字ではなく、
ちゃんと若手を育成しながら、
過去最高の受注を実現されているのです。

経営の基本に忠実に、経営をしていきましょう。

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