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鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3584回】 持ち家か、賃貸か?

2020年10月22日 | 住宅コンサルタントとして

先日、ホリエモンさんと勝間和代さんが、

HORIE ONEで対談をされていました。

 

人生を豊かに過ごす、というテーマで

堀江さんと勝間さんがトークを繰り広げる訳ですが、

その中で持ち家か賃貸か、という話題もあり、

お二人ともに、「賃貸の方がお得」という意見でした。

 

人それぞれ、多様な価値観があります。

 

こういう意見を言う方は、

堀江さんや勝間さん以外にも多々、おられます。

 

ただ、住宅を扱う私たちは、

家を持つ意義、価値を

お客様にご理解ご納得いただける思いとスキルを

しっかりと身につけておかなくてはなりません。

 

家には不動産としての価値以外に、

さまざまな価値を持っているのです。

 

そしてお子さんを育てる上でも、

賃貸物件よりも持ち家の方が

圧倒的にお子様にとって良い影響があるのです。

 

特にお子様が8~9歳になるまでに、

ペットを飼って育てたり、

お花や野菜を植えて育てたりする経験や、

思いっきり走ったり歌ったり踊ったりすることって、

本当に重要なんですよね?

 

賃貸アパートに住みながら、

そういう経験を子どもさんがすることって可能でしょうか?

 

更に低性能の家に住んで、

その空間で暖房をガンガンにつけて温めた家と、

高気密高断熱の家で、

わずかな暖房で温度差が無い家との住み心地の差は、

圧倒的に違います。

 

日本の家庭内事故死亡者数が、

交通事故死亡者数の3倍以上あることは、

まだまだ知られていませんし、

あの有名人夫婦も家庭内事故でお亡くなりになっていることも、

実は大半の方がご存知でないのです。

 

賃貸物件は、性能が低くなりがちなので、

賃貸に住み続けるということは、

家庭内事故が起こる確率が高いということですね。

 

また、自分の好きなように手を加え、

年々愛着が増していく住空間に住めることは、

理屈では無く、感覚的精神的にとても満足します。

 

数値化できない価値もあるのです。

 

賃貸も持ち家も、それぞれメリットデメリットがあります。

 

我々は、持ち家を持つことのメリットや豊かさを

お客様が理解できるように説明するスキルを

持っておかなくてはなりません。

 

皆さんの会社では、

このあたりのトークの訓練が出来ていますか?

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