鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3311回】 ボトルネックにならない

2020年01月23日 | 住宅コンサルタントとして

お客様の変化のスピードが猛烈に速い現代、

またありとあらゆる情報が世に出回る時代、

情報が持つ価値は、日々下がっていると思います。

 

いわゆる「情報の陳腐化」のスピードが速いということです。

 

コンサルタントとして、各クライアント様、

それから各地で展開している勉強会の中で、

いろんな事例や情報をお伝えさせていただき、

更にご提案をさせていただいているのですが、

お伝えさせていただいたことを活かせているクライアント様は、

とにかく行動のスピードが速い、ということに尽きます。

 

今月、ご提案したこと、お願いしたことが、

翌月には確実に形になっている。

 

そういうクライアント様は、結果が出るのです。

 

一方、どれだけ具体的にお伝えしても、

翌月、翌々月になっても形になっていないクライアント様は、

残念ながら成果につながらない時代となりました。

 

すなわち、どれだけ最新の事例やノウハウを知っていても、

知っているだけでは価値がない時代になった、ということです。

 

出来ない理由ばかり言って、行動しないのは、

本当にもったいないことです。

 

こういう会社に共通するのは、

ある特定の方がボトルネックになっているということ。

 

自分の消化量を超えても、

他の方に仕事を任せることをせず、

自分で抱えたがる。

 

自分が誰よりも仕事を抱えていることを認めてもらいたい、

という承認欲求が強いのか、

それとも自身の能力を過信しているのか分かりませんが、

いずれにしても、自分が組織のボトルネックになるようなことは、

避けたいものですね。

 

自分の消化できる量以上の仕事が降ってきたら、

helpサインを出して、周囲の力を借りる。

 

人の上に立つ立場の人が、

組織のボトルネックになることは、

本当にもったいないことなのです。

 

皆さんは、組織のボトルネックになっていないですか?

コメント
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