お客様の変化のスピードが猛烈に速い現代、
またありとあらゆる情報が世に出回る時代、
情報が持つ価値は、日々下がっていると思います。
いわゆる「情報の陳腐化」のスピードが速いということです。
コンサルタントとして、各クライアント様、
それから各地で展開している勉強会の中で、
いろんな事例や情報をお伝えさせていただき、
更にご提案をさせていただいているのですが、
お伝えさせていただいたことを活かせているクライアント様は、
とにかく行動のスピードが速い、ということに尽きます。
今月、ご提案したこと、お願いしたことが、
翌月には確実に形になっている。
そういうクライアント様は、結果が出るのです。
一方、どれだけ具体的にお伝えしても、
翌月、翌々月になっても形になっていないクライアント様は、
残念ながら成果につながらない時代となりました。
すなわち、どれだけ最新の事例やノウハウを知っていても、
知っているだけでは価値がない時代になった、ということです。
出来ない理由ばかり言って、行動しないのは、
本当にもったいないことです。
こういう会社に共通するのは、
ある特定の方がボトルネックになっているということ。
自分の消化量を超えても、
他の方に仕事を任せることをせず、
自分で抱えたがる。
自分が誰よりも仕事を抱えていることを認めてもらいたい、
という承認欲求が強いのか、
それとも自身の能力を過信しているのか分かりませんが、
いずれにしても、自分が組織のボトルネックになるようなことは、
避けたいものですね。
自分の消化できる量以上の仕事が降ってきたら、
helpサインを出して、周囲の力を借りる。
人の上に立つ立場の人が、
組織のボトルネックになることは、
本当にもったいないことなのです。
皆さんは、組織のボトルネックになっていないですか?