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鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2672回】 圧倒的なレベルの差を感じまくる

2018年04月24日 | 住宅コンサルタントとして
ミラノサローネで、イタリアのインテリアデザインの圧倒的なクオリティーに、
正直、圧倒された2日間。

まだまだ日本との差は大きいと感じました。

そんな中、昨日はミラノのとあるショールームとデザイン事務所さんに・・・。

まずはショールームですが、
イタリアを代表する名だたるブランドの商品が展示されていて、
正直、日本のどのメーカー、それからどの住宅会社のショールームも、
全く及ばない次元でした。

分かりやすく言うと、ハイエンドの商品ばかりを展示しているショールームなのです。

1台1000万~3000万くらいはするであろうキッチン。
あり得ないくらい、洗練されたモダンな洗面、シャワールーム。
置いてある家具の天板の薄さや建具の収まりまで、
本当にあり得ないレベルで、これまた完全なる力の差を実感。

全くかなわない相手にボコボコにされた感覚です。

正直、このレベルの建物をつくっている住宅会社は無いと思います。

日本のレベルもここ数年で急激に上がってきていますが、
それにしても世界のトップレベルとの差は、非常に大きいですね・・・。

この差を知ることが大切で、じゃあその差を埋めるために何をしなければならないか、
ということを考えて、行動に移すことで、成長できると思うのです。

私自身、インプット量は結構できているという過信がありました。
まだまだ足りないことが分かりました。

ショールーム見学後、今度はミラノのデザイン事務所さんを訪問。

対応して下さったのは20代の女性でしたが、
相当仕事ができることが、話し方で実感。

アテンドの服部さんが通訳して下さったのですが、
非常に分かりやすく、しかも本質をついておられるのです。

世界中からオファーが殺到し、一見さんのお仕事はお断りしている、
というこのデザイン事務所。

今回のミラノサローネでも、
数ある出店メーカーのブースの中で最高の評価をされた、
日本のサンワカンパニーさんのブースもデザインされたとのこと。

素晴らしいデザインを提案するために、必要なことを質問させていただいたのですが、
その回答に私、猛烈に感動してしまいました。

ビジネスで成功するための本質は、どの国でも変わらないと実感しました。

自分がまだまだ未熟で、まだまだ勉強不足ということが分かったので、
逆に今、猛烈に燃えております。

世界にもっと目を向け、いろんなモノを見て体感すること。
文化や歴史を学ぶこと。
一流の人と会う機会をもっとつくって、教えていただくこと。
それらの経験値を高めながら、お客様のことを深く理解できる目を養うこと。

これらのテーマに取り組んでいきますよ!

今日はミラノのとある業態を徹底調査した後、夕方の便で日本に帰国します。
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