鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【2329回】 手遅れにならないうちに・・・

2017年05月16日 | 住宅コンサルタントとして
経営でも、健康維持でも、何でもそうなのですが、
大切なのは手遅れにならないうちに手を打つことです。

例えば経営者の場合、
自分の人間性や経営術を評価してくれず、
社員さんがついてきてくれないようなケースが続いた場合、

「ちょっと自分に問題があるのかな?」

と感じた瞬間からいろいろ学び、自分を変え、
まだ業績が良いうちに社員さんがついてきてくれるように変わっておくことが大切です。

組織が完全に崩壊し、会社の内部留保を食ってしまった後で

「やっぱり、自分は変わらなくては・・・」

と思っても遅いのです。

お客様の来場が減り始めたタイミングで手を打ってもらうと、まだ何とかなるのに、
全くと言っていいほどお客様が来場されなくなった状態になってから手を打ったとしたら、
成果が出るまでに非常に時間もかかるしお金もかかる。

自社の状況がちょっと変わったと感じたら、すぐに手を打つことが
ますます重要になっているような気がします。

今、取り組んでいることが成果につながるには、ある一定の時間がかかります。

特にベースとなる人間性の部分や習慣などに関しては、
少なくとも3年はかかると思っています。

また新築事業に関しては、今手を打ったことが、早くて半年、
時間がかかる場合でいくと2年近くかかってしまうのです。

手遅れにならないうちに手を打つ。

皆さんの会社はできていますか?
コメント
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