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鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第114回】 変えてはいけないものと変えなくてはいけないもの

2011年04月24日 | 住宅コンサルタントとして
先日、テレビを見ていると、ある企業の経営者が次のようなことをおっしゃっていました。

『企業には、「変えてはいけないもの」と「変えなくてはならないもの」があります』と。

私も、本当にその通りだと思います。

この2つを理解出来、かつ行動出来ている会社は、本当に素晴らしい会社になりますし、
スタッフが成長し、お客様にも応援していただけるようになり、業績も高まるでしょう。

これが理解出来ていない会社は、業績もそれほど上がらないでしょうし、
お客様にもそれほど応援されないでしょうし、スタッフもそんなに成長しないでしょう。

では、変えてはならないものとは何か?

変えてはならないものとは、
「創業者の創業当時の精神」であり、「企業の理念」だと個人的に思います。

そもそも、自分たちが何のために会社を設立し、何のために存在し、何のために働くのか、
という本質的な部分が変わってはおかしいですし、変わってはなりません。

逆に変えなくてはならないものは、自分達の商品の品質であったり、サービスであったり、
マーケティングやセールス、組織などです。

お客様の求めているものは日々変化していますから、それに適応できるように
自分達がドンドン変わっていかなくてはならないのです。

ただ、上手くいっていない会社は、この真逆のことをやっています。
創業当時の精神を忘れ、「何のために自社が存在するのか」という
根本的な部分があいまいになっていたりします。

そんな状況なのに、
自社の商品やサービスの本質的な部分を変えようとはしていなかったりします。

皆さんの会社は、「変えてはいけないもの」と「変えなくてはいけないもの」が
うまく整理されていますか?
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